遥かなる時空の中で3Ultimate 9.源九郎義経
cv:関智一
源氏の大将。兄の頼朝の名代として、
平家討伐の為に戦っている。
八葉の一人で、地の青龍。
とても生真面目で一本気な為、他人とぶつかる事も
多いけれど、自身の誤りを悟れば、すぐに認める事が
できるし、有言実行で大将らしい男性です。
最初はちょっと、上からな言動で口が悪いのもあって、
割と気の強い望と、どうなることかと思ったけれど、
互いに助け合う形で進んでいく話の運びは良かったかと。
ただ、あまりに真っすぐで、兄の頼朝を信じ切っている様は、
ちょっと哀れに思えました。
史実的にも悲劇な人なだけに、ある程度、先が見えてるから、
お人よし過ぎる九郎が、じれったくて……。
本編恋愛エンドと十六夜、、、結果的にはどちらも
良かったと思いますが、さすがに長かったですね。
それと、九郎に追随するような形で話が進んでる、
弁慶や景時にも同情しちゃう。
このルートでは、景時が哀れに思えました。
事情が分かるだけに。
そして、他の八葉のメンバーが、良い味を出していたと思います。
それぞれの個性にあった活躍とカッコ良さ。
特に弁慶とヒノエが良かった~。
この二人がいないと、九郎、生き延びれなかったのでは?
って思うほど、役立ってましたね。
十六夜後半御登場の、銀と泰衡も、ステキでした。
九郎ルートは、九郎の葛藤と鎌倉との関係が中心で、
糖度は低いけれど、喧嘩するほど仲が良い、的な
二人の関係は、それなりに楽しめたと思います。