里見八犬伝~浜路姫之記(PSP) 4.犬飼現八
cv 岸尾だいすけ
寡黙な長十手使い……。
あまり喋らず、表情も薄く、口について出るのは
鋭く的確な言葉。
いつも冷静で、大人~な印象の現八。。。
前作でも、ですが、信乃から見ると、恰好良くて
憧れの存在なんですよね。武士として。
でも、そんな恰好良い人であっても、中身には色んな
思いを抱えていて、ただ見せないだけ……。
そんな弱みを垣間見せられて、憧れ以上の感情を
抱くようになる信乃。
とにかく、現八に追いつけ追い越せ的に、強くなろうと
頑張る信乃ですが、そんな信乃の姿が、現八から見ると
かえって切なくて、一層守りたいと思うんじゃないのでしょうか。
だけど信乃って、案外、頭が硬いタイプなんだな~と、
つくづく思いましたね。一直線過ぎると言うか。思考の方向性が。
毎回毎回、自分なんて……的な思考を見せつけられると、
いい加減、ゲンナリしてきちゃう。
またか……って感じで。
攻略相手からも言われてるんだから、何周もしている
プレイヤーは一層でしょう。
クリエイターも、もう少し匙加減、して欲しいなぁ……。
このルートは、現八自身も硬派なせいか、実にまどろっこしい
二人の関係と進度だったように思います。
それと、これまでの人達よりも、キナ臭い話しが多かった。
何かと言うと二人で鍛錬……。
これは、どのルートでも同じだけど、現八とは、
まるで師弟?と思うほどの熱の入れようでしたね。
後半、両想いになってからは、現八の熱さが良かったですが、
それでもさすが現八、節度があると言うか、わきまえてると言うか。
相当我慢している模様……。
現八は、雰囲気だけでも、なんかとってもグッとくるだけに、
なんか焦らされている気分でした。
結局、最後まで、大した進展もなく……。
真面目さん相手だと、こうなるの?
大角の時も、こんな感じだったな~。
でも大角の上を行ってる気もするな。
物足りない終わり方だったし、全体的な内容も物足りませんでした。
何と言うか、色々あった割には散漫な印象。。。
おまけに、他キャラとの絡みも、このルートではあまり無かったから、
余計に地味~な感じで。
現八、結構好きなので、残念でした。。。。