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里見八犬伝~八珠之記(PSP) 3.犬山道節

f:id:narico555:20161009215156j:plain cv 保志総一朗

 

炎系の術を使う妖術師の道節。

 

信乃が持つ、妖刀・村雨丸を狙って襲撃してくるという、

 

敵役のような形で登場……。

 

他の人のルートでも、ほぼ同じような感じで、

 

八犬士の一人でありながら、一人だけ、なかなか仲間として

 

参加して来ない、アウトロー的な存在な為、本人ルートでは

 

どうなるのかと思いましたが、そんな彼のキャラが十分に

 

描かれたルートだったと思います。

 

登場は早いけど、絡んで来るのは遅いのかな、と思いきや、

 

他の人とつるま無い分、信乃との二人旅状態が長かった。

 

1周目、2周目の時には、旅の仲間が複数いて賑やかだったのとは

 

対象的でした。そして、二人だけに、内容が濃密な印象で。

 

半ば頃から、他の犬士達と遭遇するものの、また二人になって……。

 

道節って、最初の印象、悪いんですよね。

 

こんなヤツのどこが!って思うし、信乃が、彼と一緒に

 

いる必要が無くなってるのにも関わらず、何だかんだと理由づけして

 

一緒に付いていく所は、正直、ちょっと理解できなかった。

 

ただ、道節の生い立ちとか内面とかが徐々に分かってくるに従って、

 

なんか、この男、いいかもしれないって、プレイしてる側も

 

惹かれていった感じですね。

 

道節を端的に現すなら、、、

 

ヤンデレ タイプ かな。

 

すっごい、やきもち焼きの独占欲。

 

ずっと孤独で、誰も信じられなかったからこそ、

 

初めて信じられるようになった唯一の相手である信乃に対して、

 

物凄い執着するんだけど、それ、よく分かる。

 

そして、俺様で素直でない言動も、なんか可愛く見えて来て。

 

最初は全然、期待してなかったんだけど、

 

ダークホースと言うか、良かったです。

 

普通なら、ここまで独占欲が強いと引くかもしれないけど、

 

彼の背景の深さに比例してる分、愛しく感じるし、

 

そこまで深く愛されてると思うとね。

 

受け入れざるを得ない感じ?

 

 

だけど、毛野だって、小文吾だって、結構、嫉妬深かった。

 

男の中で紅一点ってのと、何だかんだ、信乃は魅力的って事で、

 

妬くのは必然って気もしますがね。

 

ただ、道節は炎を使う妖術師なせいか、何かと言うと

 

「燃やす」とか「消し炭にしてやる」とか言う所が

 

笑えちゃう。本気で言ってるしwww

 

そんな道節の、内面の葛藤的な部分が濃かったルートだったので、

 

信乃とも、精神的な深い繋がり、絆、そんな部分の描きが

 

多くて、甘甘なシーンは、それ程多くは無かったように思います。

 

それと、このルートはエンドの数が多かったのもあって、

 

他二人より長く感じました。

 

あと、幼馴染みの荘助が、とっても憐れに思えたルートでもありましたね。