下天の華 with 夢灯り 愛蔵版 夢灯り4.百地尚光
渋くてステキなキャラではあるのですが…………。
どーも、前回の下天同様、あまり萌えないルートでありました。
下天よりは、まだ良かったかな。触れあう機会がそれなりにあったから。
過去からの想いが背景にあり、回想シーンでそれが語られても、
現在の想いへの繋がり感が薄いんですよねー。
元々、女として焦がれ続けていたわけじゃないんだし。
再開して僅かな時間で、師弟や親子的な情から恋情に変化する過程、、
やはり描き方が足りないかなと思いました。
それなら、もっと分かりやすく恋に落ちちゃった方が
案外、ストンとくるものです。
師匠の百地は、かなり最後の、終わり間際まで
恋情に関しては頑な態度でした。
僅かな言葉の端々や、行動から、多少気持ちを推察できるものの、
あくまでも拒絶と言うか、受け入れない態度には、
いい加減、イライラしてしまいました。
こういう恋愛模様が好きな方には、たまらないのかもしれませんが、
私は駄目ですねー。男なら、はっきりしろ!って言いたくなっちゃう。(^_^;)
きっぱり拒否もできないのに、結局は、中途半端な感じの関係ですもんね。
それと、この人と信行は、攻略過程において、親密度とかが表示されないので、
扱いが付録的なのかな~と感じました。
逢うイベントを回数こなせば良い感じで、本格的な攻略からは遠い人でした。
殆ど、最後の方まで、秀吉と共通で行けたので、手ごたえも薄かったです。
下天の時にも、話し運びが薄くて物足りないルートだったので、
この人が本命の人がいるとすれば、かなり残念なのではないかと思いますね。。。
大人の男らしい、渋さ、頼りがいがあるし、強いし、
師匠として、はたまた、叔父とか、年が離れた兄とか、
そういう存在としてが、矢張り一番、しっくりと来る人だと思いました……。
攻略対象なら、もう少し丁寧に作って欲しかった。
事件の顛末も、事件終了後は他ルートとほぼ同じ。
物足りなさ満載の、百地ルートでした。