narico555のブログ

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下天の華 with 夢灯り 愛蔵版  下天の華6.徳川家康

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すっごく良かった♡

 

前半、必ず出てくる人なので、その人物像ときたら、

 

女性が超苦手で、か弱そぉ~で、大人しくて、なんかちょっと

 

なよっぽいイメージの、通常の家康とは凄いギャップなキャラなのですが。

 

それだけに、楽しみでもあり、少々不安でもあったのですが、

 

やってみたら、めちゃ面白かったし、この家康、すっごい好き。

 

蘭丸とはまた違った、ピュアさ、誠実さ。

 

そして何より、優しい!

 

自然や動物が大好きで、戦う事が嫌いという、戦国武将とは

 

思えない性格。それだけに、本人も、一国の領主に向いてないって

 

思っていて、自信もないし、しかも女性が苦手だけに、家の将来を

 

考えると気が重くなる……って状態で。

 

そんな家康の苦手を克服できるよう、手助けしてやって欲しいと

 

信長に頼まれて、ほたるは家康の元へ……。

 

長い前髪で顔を隠して、ろくすっぽ満足に喋れない家康の様子が

 

なんか可愛らしいし、徐々に打ち解けて、ほたるとなら話せるように

 

なっていく様子や、その過程で語られる、本人の事情……。

 

そして、薬草摘みに行ったり、琵琶湖に行ったりと、

 

のんびり、まったりと過ごす二人の時間……。

 

そんな、ほのぼのとした時間が、私にはツボでした。

 

 

恋愛エンドは、どの人も或る意味似たり寄ったりな結果なのですが、

 

家康ルート、、、良かったです。この人とが一番、幸せに

 

生きていける気がしますね。

 

何だかんだ言っても、頼りなげに見えても、剣の腕は一流で、

 

実力は確かな、できる男なんですよね。自信が無かっただけで。

 

それが、彼女のお陰で自信がついてきて、凛々しさが増して来て、

 

尚且つ、めっぽう優しいので、最後はニヤけてました……(^_^;)

 

そして気になる罪の華エンド……。

 

こちらは、悲しくてホロリ……。そして最後は安堵と言うか、

 

ちょっと予想に近かったです。

 

蘭丸の罪エンドが悲し過ぎたので、どーなるんだろう?と

 

ハラハラしましたが、そこはやっぱり、家康は優しい人ですね。

 

どこまでも優しい……。いや~、ほんと良かったわ~。

 

ケンショー君の声が、また良くて。

 

少年役が多いケンショー君。今回の、おっとりして、朴訥とした感じの役、

 

最初はちょっと、違和感ありました。

 

なんか、すっごく抑揚が押さえてあって、一歩間違うと棒読み的……。

 

でも、微妙な感情の機微が表現されてて、それが家康のキャラを

 

よく表している感じでした。

 

綺麗なビジュアルの割に、決して派手ではない、けれど存在感がある。

 

ステキな家康でした~♡♡