明治東亰恋伽 Full Moon 6.藤田五郎
cv 福山潤
警視庁妖邏課所属の警部補さん……。
このルートは、正直なところ、イミフと言うか、理解不能な感じでした。
何と言っても、しょっぱなに登場する藤田サン、、、
とっても、怖いデ~ス…………。
ペアになってる小泉ルートでも怖くて、本人ルートでも、
やっぱり怖い……。
こんな怖い人を、どーして好きになるのかしら?
って言うか、ヒロイン芽衣の気が知れないと言うか、言う事、なす事、
まるで理解できませんでした。寄り添えなかったです。
やたらと藤田サンの事を知りたがるんですよね。
1カ月後に帰る人間がさ。どーしてそこまで?って思うばかりでした。
最初から好きになってるなら、まだ分かるんだけど、
藤田サンがいい人なのか悪い人なのか、どーしても知りたいって?
何かと言うと、取り調べだの留置場だの言ってて、
怪しい女と疑いの目で見られてるのに……。
でもって、藤田サンも、さっぱりワカリマセ~ン……(-_-;)
この人も、非常に分かりにくく、また、とても面倒くさい人でした。
芽衣自体がメンドクサイ女なんだけど、放っておけなくて
成り行き上、構ってるに過ぎなかったのでしょうか?
それがいつの間にか……なの?
態度が変わっていってるのは感じるんだけど、何故なのかは、サッパリ。。。
最初からテンション高くて突っ込んでくる八雲も理解し難かったけど、
藤田サンに至っては、別の意味で理解できませんでした。
前半は、正直、辛かったです。藤田サンの態度が、あまりにあまりで、
かなり、イライラしました。だって、何の証拠もないのに、
その扱いは酷いでしょ、と思うばかり。
いくら明治と言っても、怪しいって感じただけでねぇ。
魂依は大事にされるとかって話しじゃなかったっけ?
いや~。
藤田五郎さんは、斎藤一さんだけにね。
斎藤ファンとしては、最初から思い入れを持ちながらのプレイだったのだけど。
ってか、何かしら期待を持っての……と言っても良いのですが。
ストーリーとしては、何とも楽しい感じではありませんでした。
藤田サンのキャラとしても、分かりにくかったです。
いわく付きの人だから、もう少し何か深い事情と言うか、
背景があるのかな、とも思ったものの、初めて人を切った時の
話しが出たくらいで、それ以外の事に関しては、無かったですね。
新撰組関係の昔話しは出て来たけど、殺伐とした内容ではなかったし。
単なる、懐かしい昔話し的で。単なるネタっぽかったし。
知ってる人は、クスっとしちゃう、そんな程度。
結局、芽衣が藤田サンをいつの間にか追いかけている状況になってて、
最終的に藤田サンに受け入れられるけど、たいして甘くも無かったですね。
このルートで出てくる八雲さんは、もうお笑い担当としてしか思えず。
物の怪と聞くと、何をさて置いてもすっ飛んで行くので、そんな時は
芽衣は置いてけぼり……。
なんと無責任なんでしょう……。
単なる、人騒がせなガイジンでしかなかった八雲さんでした。
エンド後のお話しも、糖度低……。
藤田サンのキャラとしては、そうなってしまうのでしょうかねぇ。。。
結局のところ、藤田&八雲のペアルートは、藤田サンが怖くて
コメディ色も薄く、なんとも気持ちの持って行き場に困るような、
迷路と言ってもいいような、、、そんな不思議なルートだった気がします。