ROOT∞REXX 5.桐生帝
バンドのリーダーであり、ドラム担当の桐生先輩。。。
この人は、リーダーだけに、大人~なイメージで、
どのルートでも、頼りになる人でしたが、
共通ルートで既に、親を亡くして小学生の弟妹を養い、
保護者になってる叔父さんを頼る事なく、一人で頑張って、
誰も頼らない人と言うことがハッキリしてるので、
個人ルートでは、更にそこが大きな問題になってくるんだろうな~って、
簡単に想像がついたし、やっぱり、その通りでした。
彼の境遇は凄くよく分かるんだけど、とにかくこの人、本当に
他の人に頼らない。全て一人でしょいこんでしまって、その為に
バンドを辞める選択をしちゃう所がね。じれったかった。。。
いや~、、、叔父さんの存在が無く、本当に弟妹たちと3人だけ、っていうなら
まだ分かるんだけどね。
どうして、他の選択肢を探さないんだろうって、思ったわ~。
そういう人なんだ、と言われれば、それまでだけど。
まぁ、そこら辺の突っ込みをヒロインの和音ちゃんがしてくれたので。
この和音ちゃん、ほんと、めげない。
毎回、感心です。実際には、ここまで、できないだろうな、って思うけど、
諦めない彼女のタフさ、脱帽です。
メンバー達も同じだね。だからこそ、なんか、ちょっとウルッときちゃう。
バッドエンドは無いので、最後はバンド復活となるのは分かってても、
それでも、ちょっとハラハラしたり、涙したり、、、
ドーーーンっ!とは来ないけど、じんわり、ジワジワ……って感じで
胸に沁みます。
それと、このルートは、矢張りリーダーだからでしょうか。
ストーリーが一番、色々あったように思います。
ライヴも、他のルートでは文化祭と前座と最後のと、3つだったけど、
このルートだけ、これ以外にもありました。
より、バンド復活の為の活動に特化していたような気が。
ただ、ミカド先輩、他の人達と違って、意外とストレートと言うか、
割と早い段階で、彼女への想いを自覚して、告白してきました。
直球ですよね。
まぁ、他の人達も、ポロポロ気持ちを言葉にこぼすものの、
鈍い和音ちゃんには通じなくて、結果、適当にお茶を濁したり、
誤魔化したり……みたいな事の繰り返しだったんだけど、
ミカド先輩は、ハッキリとコクっちゃいました。
そういう潔さ、ステキなんだけど、肝心の和音ちゃんがねー。
なんでよーーー!って感じなのよね。
どう見ても、好きでしょうに、自分の気持ちに確信が持てないとか、
ミカド先輩はとても大事な人だから、いい加減な返事ができないとか、
はぁ~~~~???? でした。。。。
やってる事は、好きとしか思えない事ばかりなのにね。
あれで、好きでないのなら、思わせぶりで罪な行動だと思うのだけど。。。
あと、九条先輩の時と同じような、MADLipsのメンバーとの誤解を生じる行動とか。
似たパターンは、あまり好みません。。。望工夫。。。
それでも、このルートはやり応えがあったと思います。
しっかり者が見せる弱さや可愛さ……。そういうの、好きです。