narico555のブログ

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薄桜鬼真改を終えてー総括

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攻略対象は従来の6人から倍に増えての12人……。

12人のルートを全て終えて、うっかり、忘れてた、ノーマルの千鶴ルート。。。

こちらは、とても短くて、後半、ただただ新撰組を追いかけるだけの

お話しで、ちょっと風間千景ルートと近かったですね。

お千ちゃんと君菊さんの協力を得ながら追い続けては、すれ違い。

そして、戦争後に函館に渡って、五稜郭にてボロボロになった

誠の旗を抱きしめながら……と、ノスタルジックなシーンで終了。

このルートは、矢張り、全員終わって、一番最後にやるのがいいですね。

選択肢が全くないので、もう、完全なる読み物です。

簡単な総括っぽい印象かな。

全て終わった後の、エピローグ的な……。


そして、やっと、これで全て終わってしまった……って、

少々脱力的な気持ちでいます。。。

このゲームは、もう、今後、出さなくて良いと思う。ってか、出さないで欲しい。

随想録とか黎明録とか、何とか録としてあったけど、そういうの、もう無くていい。

まさに、真改、なので、これで最後。


あとは、アニメになってる、御伽草紙みたいな形とかでいいでしょう。

 

さて、本編の総括的な感想ですが。


まずは、矢張り、風と華の2つに分けられたのは、残念だったと思います。

攻略キャラが倍になったから、ボリュームも倍になるのは自然の摂理だけど。

ストーリーをぶった切るようなやり方は、良く無かったと思います。


半年も待たされて、興ざめでした。

それを予想して、両方同時に購入された方も多かったとは思うけど、

結局、殆どが、まずは風を全部やってから、華へ……の形が

多かったと思います。

12人もまとめてやると、最初の方でやった人の、細かいエピや

感情の流れ等、記憶が薄れてる筈。

それで華へ突入して、スムーズにできるのかな。

私は無理です。

華へ入るに辺り、少し前に、思い出しも兼ねて風をやりましたが、

華に入って、かなり違和感を覚えました。


割らざるを得ないのなら、人で割った方が良かったかと。。。

例えば、ディスク1が従来の6人で、ディスク2が新規の6人、、、とか。

最初から最後まで、一気にやりたかったです。

序章で、風のあらすじ的な事が書かれていても、それはあくまでも

話しの流れであり、感情の起伏は付いて来てないので、気持ちの

盛り上がりが欠けちゃってるんですよね。これは最初の土方ルートの

時に書いたけど、どのルートをやっても、その思いを強くするばかりでした。


全体的には、良くできてると思うんですよ。

だからこそ、残念に思えちゃって。通してだったら、もっと

盛り上がれたのになぁ~~って。

 

長さ的にも、華の方は全体的に短かったと思います。

人数からいけば妥当かもしれないけど、前半の風と比べると、

すぐに1人が終わってしまうので、新しい話しやシーンが挿入されていても、

短い!って思いの方が強くて、物足りなくて……。

CGも、終わってみて、全員を振り返ってみると、枚数の差にビックリ。。

主人公とも言える土方さんが一番多いのは分かるとして、

その半分以下のキャラが何人もいるのには驚き。

折角追加したんだし、全体的に短いんだし、もう少し、サービスしてくれても

良かったのでは?と思うばかりです。


華ノ章は、それぞれ各人のルートで最初から進んでいくので、

従来のように、重複した既出を読み飛ばす事がないので、

他エンドをやる時以外は、フルで進んでいきます。

だから、それなりの時間がかかりそうに思いますが、グッドエンドルートだけで

最後まで進んで行っても3,4時間くらいで終わってしまいます。

バッドや悲恋エンドをやっても、半日かかりません。

土方さんだけ少し長いけれど、その他の人は短いです。

休日、一日中、やってるとしたら、1日で3,4人、終わってしまいますね。

なんか、気持ち的に、勿体ない感が強く湧きました……(×_×;)

あんなに待ったのに……。

待った時間に比例してないプレイ時間……、みたいな……。


興味はあるけど、まだやって無いって新規の方には、風・華、続けてプレイ、

しかも、カード入れ替え面倒くさくても、1人ずつ通してのプレイを

お勧めします。

ファン歴長くて、何度もやってる人は、そこまでしなくても大丈夫って

思われるでしょうけど、続けてやる方が絶対、もっと面白いと思うので、

私自身、少し時間を置いたあと、カード入れ替えて続けプレイを

してみたいと思います。。。

 

あとは。。。


全員やってみて、矢張り一番、ストーリー的に良いと思うのは、

土方ルートだと思います。まさに薄桜鬼の王道ですね。

この物語は、彼の物語でしょう。

元々土方歳三は、幕末で一番好きな人物であったけど、

薄桜鬼で惚れなおし、何年も続いて、ずっとファンだったけど、

やっぱり、大好きです。

こんな魅力的な土方歳三って、他では見られないと思います。

色恋面では、物足りないルートだけど、ひたすら追い続けていきたい、

その背中を!!って思わせてくれるんですよね。そして、支えてあげたい!

だから、千鶴ちゃんの気持ち、すっごく分かる。

他ルートでは、強くて、またさりげなく優しさが見え隠れして、

そんな彼もステキなんだけど、本ルートで、その裏を知ってるだけに、

他ルートの土方さんを見ても、心がそっちへ奪われちゃうの。。(^_^;)

ま、私だけなのかもしれませんが。


そして、個性的な他の11人も良かったです。

山南さんだけは、ルートによって、ちょっと人が変わるけど……。

数人のルートでの山南さん、怖かったわぁ~。


自分的に特に好きなルートは、土方ルート以外では、

伊庭、相馬、原田、斎藤、、、ってところでしょうか。

本来なら、斎藤さんが筆頭にきそうなものですが、

斎藤ファンだからこそ、ちょっと物足りなかったんですよねぇ……。

 

ラブなキャラ順位は

1位 土方歳三

2位 斎藤一(1位と僅差、ほぼ同率に近いです)

3位 伊庭八郎

4位 原田左之助

5位 風間千景

6位 藤堂平助

7位 相馬主計

8位 沖田総司

9位 以下同率……


全く同じ人はいないだろうな~~(^_^;) 

いたら、コメくださると非常に嬉しいです<(_ _)>


みんな、大好きです。サブキャラとしては最高な人、多いし。

ただ、攻略相手としてのラブ度って点ではね……。

こうやってみると、新規参入キャラ、少ないですよね。

だから、従来の6人だけでも良かったな~って思うのですよね。

お話しを膨らませる為にサブキャラとして登場されるのは

大喜びですけど。。。でも、豪華声優陣だったりするから、

残念に思われる方も多いかな。

伊庭さんは宮野くんだし、相馬君は梶くんだし、

龍馬は小野大さん、ですものねー。私としても、大好きな声優さん方だし。

でもって、更に、サブキャラとして新規参入された

三木三郎近藤隆さん、本山小太郎は波多野渉さん、

武田観柳斎子安武人さん、中岡慎太郎平川大輔さん、

野村利三郎は江口拓也さん、ですもんねぇ。

これだけでも、豪華過ぎる~~~。

これらサブキャラも、攻略対象として望まれてる方、多いみたいだし。

私にとっても、好きな声優さんばかりでした。

ただ、悪役キャラは、その悪役ぶりが凄かったけれど、

グッドエンドの最後では、同情を誘ったりしましたね。


と言う訳で、色々と思うところはありましたが、ひとまずは、こんなところで。


今後、細かい所やキャラへの思いなどを、追々、綴るとは思いますが。

薄桜鬼真改、風ノ章と華ノ章、合わせた自分の評価は。

★★★★☆

かな。分けた、って事と、ボリュームの割りに物足りなかったって事で。