薄桜鬼 真改 華ノ章 2.坂本龍馬
cv小野大輔
坂本さんは、短かったですね。
多分、五稜郭まで行った土方さんが一番長くて、他は、こんな
感じなのかしら? 4章+終章 でした。
龍馬ルートは、前半の風の時に、糖度高めだな~って思ったけど、
後半の華も、矢張り高めでしたね。
でも、その割に、萌え感が薄く、感動も薄かったのは何故でしょう……。
ひとつに、私はあまり龍馬は好きじゃないってのがあります。
歴史好き、幕末好きな私なのだけど、幕末の人物達の中で、
坂本龍馬って、人気が高い人物なのに、自分的には好みじゃなくて。
大好きなましゃが大河ドラマでやった時は、ファンだけに観ましたが。
それでも、最終的に、やっぱり龍馬ファンにはなれなかった。
勿論、嫌いなわけではありません。
言ってみれば、フツー? 興味が湧かないので、自分の中で
存在感が薄いのよね……(-"-;)
そんな龍馬さん。声優の小野大さんは、好きです。
それでも、龍馬キャラには惚れる事ができなかった……。
ある意味、寂しくて悲しいかも……(:_;)
やっぱり、立場がね。中途半端感が強くって。
この立ち位置が、当時でも周囲から受け入れられなかったんだと思う。
理想は崇高だとは思うんだけど、時代に合って無かったと言うか。
現代の感覚なら、この人が一番まともで当たり前だと思うんだけどね。
そんな龍馬さん。寺田屋で死ぬ筈だったのが、羅刹となって
生き残ってしまいました。
これから、どうするんでしょう?
って事で、土佐の中岡率いる羅刹隊を止める事を目的として動きます。
そして、共に行動しているであろう、父・綱道と逢う為に、
千鶴も行動を共に……。
そして、共に行動しながら、途中途中で新撰組のメンバー達との
絡みがあるけれど、既に死んだ身だから歴史に関与しないって龍馬の
考えで、本筋に関しては第三者的な、傍観者と言うか他人事みたいな感じなので、
正直なところ、「薄桜鬼」をやってる感じが半減と言うか、
醍醐味みたいなものが感じられず……。
羅刹の存在を失くす為に、鬼の不知火も協力してくるのだけれど、
風間千景は、全く出て来ない。
いやぁ~。なんで? 狙われて無かったっけ?
そのせいかな。緊張感が全く無いと言っても過言じゃない気がする。
千鶴は、すっかり、おりょうさん、みたいな感じになっちゃってて、
なんか、ピンと来なかった。
元々、前半の風の時にも、おりょうさんの役回りを千鶴がやってる感、
だったからね。
それなりに楽しめはしたけれど、このルートに関しては、
外から見る新撰組ってウリだったけど、後半に関しては
別物になってしまった気がしますね。
羅刹色が強くって、でも、血を与えるか、薬か、我慢するかで
羅刹度が変化するとは言っても、小手先細工っぽい印象で、
変化に欠けてると思う。エンドの種類は多くても、底が浅い。
これに関しては、土方さんの時にも感じた。
深刻さが感じられないんだよねぇ。
あと、血を吸うシーンは全て同じなのも、物足りない。
CGがね。。。やっぱり、このルートも物足りないシーンばかりでした。
そんな訳で、龍馬ルートは悲恋エンドですら、泣けなかった。。。
ってか、悲恋エンドは、全員これなのか、、、、(×_×;)
グッドエンドも、やり切った感がなかったかな。すっきりした感じ?
そんな、感動があまりない、ウルウルすら無かった、龍馬ルートでした…………。