narico555のブログ

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大正メビウスライン Vitable 3千家伊織

ハードなルートだったと思います……。

 

かっこいい人ではある。

 

こういうビジュアルの人は好きだ。

 

クールビューティ系、大好き。ただリアルでは怖くて近寄れないだろう(^_^;)

 

にしても、声の興津さん、最高。

 

なんとも深くて味わい深い声よね。

 

ニルアドミラリでは、サブキャラで残念だったけど、

 

ここでは攻略さんって事で。。。♡

 

 

前二人のルートで、伊織には隠された何かがありそうだと思ってたし、

 

極論ではあっても、彼の憂国の思いは理解できたので、

 

ただ単純な悪者とは思えなかっただけに、事情を更に知ってみると

 

同情、いかばかりか……。

 

 

まぁただ、何か深い事情があるのは察してはいたから、どんな風に

 

京一郎を取りこんでいくんだろう……と興味が深かったんだけど。。。

 

最初の最初は強引に……ってのは分かるとして、それにしても、な、

 

二人の曖昧な関係性。

 

血の契約、って言葉がやたら多用されていたけれど、

 

具体的な行為をにおわすだけの曖昧さで、少々フラストレーション?

 

あと、しきりに体のやり取りはあるようだけど、心の交わりと言うか、

 

その点については、更に曖昧だったりする。

 

京一郎自身は否定的な様子だけど、外から見てると、どう見たって

 

愛し合ってるとしか思えないんですけど……って感じでしたねぇ。

 

否定しながら、しっかり心はやられてるじゃんって印象。

 

でも、当人、自覚してない感じのせいか、しょっちゅう一緒に

 

いる割には、ベタベタ感はない。

 

最後まで、恋人同士って感じなし。

 

当人達も「共犯者」って言って、そういう意味づけを敢えてしてる。

 

恋とか愛とかを越えた、もっと深い繋がり……、らしいです。

 

う~~~ん、複雑~~。

 

まぁ、いいんだけど。そこに拘らなくてもね。

 

さて、このルート。

 

所謂、ベストエンドとかグッドエンドとか、そういうエンドは

 

ありませんでした。

 

前2つのルートをやれば分かる通り、どう見ても、この人は

 

やっつけられるキャラだよね。

 

でも、こういう滅び系の人も、ゲームとしては悪くない。

 

悪の魅力とも言うのかな。

 

実際には、悪人とは決めつけられない事情があるんだけども。

 

にしても、どう選んでみても、暗い、退廃的な物語に。。。

 

なので、少々せつないです。

 

1つくらい、救われるエンドがあっても良かった気もします。

 

ってか、見たかった。ありきたりでないハッピーエンドが。

 

短いバッドエンド以外のエンドは、4つほどありましたが、

 

これだけあると、もう、最後のエンドを終えた頃には、

 

他の記憶が薄くなっちゃってます……。

 

ただただ、全体として、哀切的だったなぁ……と思うばかり。。。

 

そんな、千家伊織ルートでした。