narico555のブログ

乙女ゲームの感想や声優さん、アニメなどの話題が中心です。

スイートルームで悪戯なキス 4.王蒼龍

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王蒼龍(おう・そうりゅう)28歳

チャイニーズマフィア

氷龍会日本支部のボス。クールな女嫌い。

 

はっきり言って、カッコ良すぎて感想書けない.....(;^_^A

 

攻略さん5人の中で、一番ビジュアルは好み。

こういう、シュッとした顔の綺麗な人、

ほんとメチャメチャ好みなんですよ。

でもって、入浴後とかプライベートな時間は

前髪を垂らしていて、それがまたウッッホ!!

少し幼い印象になるんだけど、これがまた

そそるんですよ。私服もシンプルだけど

良く似合っていて、マフィアのボスって立場以外、

強いし凄く大切にしてくれるしで、最高の男でした。

 

女嫌いって事もあり、最初のうちは冷たいです。

「女」って呼ばれるの。

それが段々と態度が軟化していって、名前を

呼ばれた時には、あら~~~?♡呼んでくれたぁ?(//▽//)

って自然とキュンってなりました。

 

マフィアなんで、危険な事に当然のように

巻き込まれるんだけど、怖い感じは無かったです。

前回のヘボ刑事の時の方が、事件の内容がドロドロで

気持ち的に暗くなったけど、今回はそういう感じじゃなく。

また手下たちも面白いし、蒼龍はマフィアなのに

案外高潔なタイプで、ヒロインとお互いに相手を

思いやり過ぎて上手くいかなくなる事が.....って

展開なので、恋愛的にもいい感じだったと思います。

 

もう、顔を見るたんびに、デレ~(//▽//)って

なっちゃうくらい、すごくハマっちゃいましたね。

声のイメージは、杉山紀彰さんですかね。

自然に杉山さんで脳内変換してました。

途中、他に当てはまりそうな声優さんいるかな?

って色々想像してみたんですけど、他にしっくり

くる人は思い当たらなかったな~

 

プロポーズ編では、彼女の為に足を洗う選択まで

した蒼龍さん、すごく愛されててウットリでした♪

スイートルームで悪戯なキス 3.貴志衛

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貴志衛(きし・まもる)
30歳のぐうたら刑事。


なんか顎髭のせいで老けて見える感じだけど、
髭を見なければ、結構若そうだしカッコいいんだよね。
なんとなく、声は諏訪部さんを連想しちゃってました。
でもって、刑事って事なんで、いわくつきな感じが
しますよねー。闇オークションの主催者の1人なんて。

でも刑事さんなんだから、少しは人間味があるのかな、
なんて、ヒロインと近い想像で始めたんだけど
とんでもなかったです。
まさか初っ端から、変な事件に巻き込まれるとは!
その辺のくだりは、貴志さん、実に冷たいんですよ。


何が『スイートルームで.....』だよ!って感じ。
スイートルームで寝泊まりするのが、前二人では
定番な内容だったのに、全然です。
なので、他のメンバーとの絡みも少なく、
ちょっとハードめな内容だったのは、自分的には
好みではなかったですね~。

それに、矢張りエリートコースから外れた刑事らしく?
全体的に庶民的。スイートの部屋があるのに
狭いアパートも借りていて、さらに片付けられない
だらしない男なんで、部屋も凄い事に。
ヒロインは、そんな彼の世話ばかりする古女房
みたいな感じで、何かと口うるさくて、
貴志はヒロインを何かというとガキ扱いするけど、
ヒロインも負けてないので、言い争いが日常茶飯事。
もう既に尻に敷いちゃってる感じ。


頭ボサボサ、私服もダサダサで、セレブ相手が
売りなゲームで唯一、セレブ感の無い、しかも
危険度が高い日常なんで、全然萌えれませんでしたねー。

諏訪部さんのワイルドボイスで脳内変換してたけど、
それでも補いきれない相手だったなって思います。

スイートルームで悪戯なキス 2.馬場三成

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35歳独身、神出鬼没の大泥棒。
そして、女好きのフェミニスト
メンバーの中で唯一タレ目キャラで、見るからに
色気ムンムンで女たらしって思わせるキャラですよね。
私、この人を見た瞬間から、この人の声は
子安武人だ!!って思いました。www
なので、セリフ読む度に、子安さんの声で
自然と脳内変換されちゃってましたねー(//▽//)
因みに、前述の桜汰くんは、花江夏樹くんと
斉藤壮馬くんを行ったり来たりしてた感じで.....ww
でも馬場さんは、子安さんで絶対ブレないんですよね~

 

で、中身ですけど.....(;^_^A
全体としては、とても面白かったです。
気さくで明るいキャラなのもあり、雰囲気が楽しい。
女好きと言っても、たらしって感じじゃなく、
どこまでも女性を大事にするフェミニスト
凄く親切で、案外真面目。
ただ、自分の職業柄、女性と心情的に深い関係に
なっても相手を不幸にするだけと自覚している為に
どうしても軽い関係になり、それが元で
尽くしてるのにフラれてばかりってお方でした。


ほんと親切だし、良く気が付くし、とても大事に
してくれるしで、糖度抜群の相手でしたね。
ただ、職業が職業なんで、何かと危険が
ついて回り、ヒロインもそれに何度も巻き込まれて
命の危機すら感じさせられる事が多々。
なので、それが元で別れるって話になるのも
当然ですよね。。。。

 

この人は、ほんとステキな人で、女性に夢を
ずっと見させてくれる人なんだけど、
一生危険が付いて回るんでしょうね。

スイートルームで悪戯なキス 1.木崎桜汰

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アプリ配信ゲームの、スイッチDL版。

スマホでゲームをしない自分には
これまで縁が無かったので
存在すら知らなかったけど、セールで安かったので
購入してやってみたら、予想外に面白かった♪

闇オークションに出品されてしまったヒロインと、
彼女を20億円で落札した5人のセレブ達との
危険でラグジュアリーなラブストーリー。


攻略対象は5人で、アプリで配信された
お話のうち、本編、続編、同棲編、運命の悪戯編、
プロポーズ編までが収録。プロローグとエピローグも
含まれていて、1編が2時間前後くらいだけど
5編もあるし、それが5人分なので
思いのほかボリューミーに感じました。

声無しだけど、みんなカッコ良くて
ステキでした。部分的にでも声が付いてたら
もっと良かったな~と思うけど、自分の
好みの声じゃなかった場合、キャラへの
感じ方も変わってくると思うので、
声は無くて良かった気もしますね。

 

では、まずは初回の木崎桜汰(きさき・おうた)から。

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24歳の小悪魔系アーティスト。

アーティストって肩書きなんで、一体、具体的には
何やってるの?って思ったんだけど、基本的には
画家なのかな。だけど、空間デザインや建築デザイン、
彫像、鍍金など、アート全体を網羅してる感じで、
まさに何でも作れる、超手先が器用な天才君でした。
そして本人は、まさに小悪魔系。


昔飼っていたペットの犬、『コロ』に似ていると
ヒロインをペットとして扱い、『コロ』と呼ぶ。
ご主人様の言う事は絶対。
いやぁ~、変な趣味っぽい人を初回に選んでしまったな、
って思ったけど、これが思う程、変態じゃない!!
案外、最低限の良識は持ってるし、口で言うほど、
行動は酷くないし、案外、優しかったりして
なんかステキな青年でしたねー。

 

外面が凄く良くて、世間では『天使のアーティスト』
とか言われていて、いつも天使スマイル。
でも本当は他人を全く信用してなくて、自分の殻に
閉じこもってる。そんな彼が、ペットとして
そばに置いているヒロインとの日々の積み重ねによって
段々と打ち解けて、互いに惹かれ合ってくのは
良かったですね。
ただ、イケメンアーティストとして世間で
有名な為に、まるで超売れっ子タレント、みたいな
世間の扱いと、妬みによる引きずり下ろし等が
凄くて、ヒロインもそれに巻き込まれて傷つきます。
そういう、精神的な葛藤の多い、桜汰君との
恋模様、先へ行くほど、段々としんどくなりました。

 

それでも桜汰くん、やっぱりステキでしたね。

恋人に昇格してからも、時々ペット扱いされたりして、

でもそれが全然イヤな感じはしなくて、微笑ましいと

言うか、自然と受け入れちゃうんですよね。

全編やると、なんか凄く長くて重く感じたんだけど、

その分、胸に沁みた感じ。

終わった後は、次の人へ行きたい気持ちが

暫くの間、湧きませんでした。

他のメンバーもみんな魅力的で、5人集まると

面白くて楽しくて、もうこれで十分、って気にも

なったりするほど、桜汰くんで満足しちゃった感。

良かったです(^^)

 

にゃんらぶ~私の恋の見つけ方~

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にゃんらぶ~私の恋の見つけ方~公式サイト

 

SwitchのDL版ゲームで、フルボイス。

セールだったのもあり、キャストさんに惹かれて購入。

 

STORY

花屋で働く主人公・志乃多ほのかは、日々、仕事に追われる日々を送っていた。
そんなある夜、いつも行く公園でオッドアイの黒猫に、夜の時間だけ猫になってしまう呪いをかけられてしまう。
その呪いを解く方法はただひとつ。

――本当に好きな人とキスをすること

ほのかは呪いを解くため、朝昼は人間、夜は猫の姿で日々、奔走することに……。 

 

猫になってしまうまでの短いプロローグの後に

本編スタートで、そこで攻略相手を選択するようになっています。

なので、殆どが個別ってことで、それぞれのお話だったのは

良かったなって思います。流れや展開は同じなんだけど、

それぞれのキャラによって事情が違うので、

金太郎飴的にはならず、全体としては2時間あるかないかって

短い内容だったけど、あまりダレずに楽しめたと思います。

 

あまりに短いので、感想は個別で立てずに、

これ1本で。

以下、簡単だけど各人の感想を攻略順に。

 

f:id:narico555:20201011164848p:plain冨士本祥吾cv:安元洋貴

無口で不愛想な警察官。

巡回を兼ねて頻繁に花屋に訪れる。

28歳、AB型

 

交番のおまわりさんです。

とっても武骨な感じの人。

よくありがちなタイプですね。

見かけによらず優しいってお方。

このキャラをやっていて、私、安元さん、

あまり好みじゃないんだなって改めて思っちゃった。

低い声の人は好きなのにな~。遥かシリーズでも

イマイチ萌えれなかったんだけど.....。

このキャラ、割と温厚で、でも警察官だけに

強いので、いざって時には頼りになる。

そして、猫好きでよく世話してくれたりして、

いい人でした。でも、それだけですね~。

 

f:id:narico555:20201011165451p:plain夏目航平cv:田丸篤志

幼馴染みで、主人公のアパートと

同じ街で一人暮らししている。

いつも主人公のことを気にしていて

頻繁に花屋にやってくる。

23歳、0型

 

幼馴染みの割には、いい感じの距離感が

あるポジションでした。気にしながらも

気にしていない風を装ってる。

見守ってる感じ。それだけに、相手に対して

臆病過ぎて、結ばれなくてもいいから

離れたくない、そばにいたい、って

立ち位置を死守せんばかりに、守りの態勢。

結局自己完結しちゃって、最後は逃げ出す始末。

割と魅力的なキャラだなって思っただけに、

そのヘタレっぷりに、ちょっとガッカリでした。

 

f:id:narico555:20201011170023p:plain河原匡祐cv:前野智昭

店に来る度に嫌味を言ってくるホスト。

だが口は悪いが、実は真面目。

24歳、A型

 

このルートはとても面白かったです。

全ルートの中で、一番良かったと思います。

チャラくて、ちょっとヤンキーあがり、

みたいな印象で、見た目と職業的に

全然期待してなかったんだけど、

なんせ声が前野さんだけに、気になるキャラ。

やってみれば、メリハリが一番はっきりしてて

面白い内容でしたね。

ホストとしての彼の仕事ぶりや、同僚、客との

あれこれが、興味深かったです。

そして、猫のお世話の仕方が一番良かったと

言うか、甘~くて最高でした。

前野さんの猫への声の調子が、まさに

猫なで声って言うかww、ウットリな甘い声。

ステキでした♡

 

f:id:narico555:20201011170651p:plain村主拓馬cv:斉藤壮馬

主人公が働く花屋の店主。

いつも朗らかで笑顔が絶えない。

25歳、B型

 

凄く優しくて気配りにも長けているので、

公式プロフにB型ってあるのを見てビックリww

雰囲気的にはAだと思ってたwwww

何故なら、予想外にヘタレな感じで。。。

もう少し、強い人だと思ってた。

他のルートでの印象からね。

彼には知られたくないらしい過去があって、

だけど、その過去を知った時、思わず

プッ!!って笑っちゃったよ。

なんだ、そんな事~~?って思う。

まぁ確かに褒められた過去じゃないけど、

家庭に恵まれてないようだったから、

よくある、お決まりなコースに

行っちゃっただけでしょ?

今は真っ当に、花屋を経営してるんだから

立派だと思うけどね~。

でも店長は繊細だからか、いつまでも気にして、

人を好きになる資格がないから、

恋愛も結婚もしないつもり、って思ってて。

いやはや、そんな事くらいでぇ?って半ば呆れ..........。

でも気持ちには抗えず..........。

その辺の葛藤が少々曖昧で分かりにくいな~

って思いました。

 

f:id:narico555:20201011171443p:plain西條鳴海cv:櫻井孝宏

花屋の常連で有名な華道家

物腰柔らかで、いつも飄々としている。

29歳、?型

 

見るからに怪しいので最後にしたんですが、

その正体は予想通り。

そもそも、声が同じって時点で、もろ分かり。

なんかこう、もうちょっと工夫して欲しかったな。

声にスクランブル掛けて、分かりにくくするとか、

声無しにするとか。おまけに、目も同じだし。

まぁ、どうしてこういう事になったのか、ってのが

分かるルートでもあるので、最後がベストの

ルートだったと思います。

そして、ラブ的には、イマイチな感じでしたね。

ここは人によって感じ方に差があるかとは思います。

櫻井さんはステキだったけど、こういう役の時って

なんかちょっと年寄くさい印象になるのよね(^▽^;)

 

と言う事で、5人終了。あっという間でした。

猫になって、猫の姿で彼と出会い、

猫として可愛がられる。

夜だけなので、昼間は花屋で仕事して、人間として

彼と接触し、夜は猫となって彼の元へ。

それまで知らなかった彼の姿を知り、段々と

惹かれてゆき.....ってパターンは同じ。

 

皆さん、ほんと猫好きでいらっしゃって、

それはもう、かいがいしくお世話してくれて、

尚且つ、溺愛ってくらい可愛がってくれるので、

主人公の方も、そんな状況に段々と慣れて親しみ、

あまりに楽ちんだから、このまま猫でもいいかも.....

なんて思う事もあったりして..........。

 

それにしても、凄いよね。愛する人とのキスでないと

呪いが解けない。。。全く、好きな人なんて

いない状況なのにね。

でも、猫になって、男性の誰にも話せない話を

沢山聞かされ、その中には、花屋の女の子の事も

含まれてたりして、どうやら男性陣は主人公に

幾ばくか気があるようなのよね。

そういう下地があるから、恋愛まで発展できたようです。

わりと展開が早いと言うか、簡単過ぎる気持ちの

流れなのと、みんな、彼女が猫になっちゃう所を

目撃するんだけど、その後の反応と言うか

対応がビックリするほど、平然と受け入れてるのが

不思議でした~。

 

主人公の方が、バレて、どうしよう、どうしよう、

って焦ってるのに、相手の方は連絡してこないんで

彼女は余計に落ち込むんだけど、正面から向き合おうと

意を決して会いに行けば、向こうは猫だった事なんて

どこへやら.....って反応なんだよねー。

この辺の後半の話の展開は、無理があるな~って

どのルートでも思いました。

 

でもまぁ、面白かったです。

お手軽に楽しめるゲームかと思います。 

ビルシャナ戦姫~源平飛花夢想~ 6.総括

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源平合戦をモチーフにして、基本的な流れは

史実に基づきながら、ファンタジーとミステリーの

要素に仕立てたゲーム内容でした。

 

和もので時々ある、妙な戦闘システムとかは無く、

ノベル形態で、全12章仕立て。

攻略対象は5人。

今回、公式のお勧め順でプレイしましたが、

主人公の秘密が明かされていくって事を

主体に置いたプレイ順だったと思います。

 

エンドは悲恋エンドと恋愛エンドの2つ。

それと、途中派生的にバッドが2つ。

攻略する上で欠かせないフローチャートがあり、

ゲームを進めていくうちに、攻略対象以外の

サブキャラ4人との絡みのお話が1つずつ計4つ登場。

 

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左から、平重衡佐藤継信佐藤忠信佐々木高綱

重衡は知盛の弟で、特殊能力の持ち主で、

かなり狂気っぽいキャラだけど、ヒロインとの絡みで

変化していく内容でした。

佐藤兄弟は全話通して、いい味出してましたねー。

なので、この兄弟との絡み、嬉しかったです。

自分的には、兄も弟も捨てがたいけど、できれば

弁慶と継信をトレードして欲しかったですね。

高綱はお子様っぽくて、自分的にはイマイチ。

サブキャラで十分な感じです。

 

重衡はともかく、義経陣営は、弁慶、春玄、佐藤兄弟と

高綱が揃うと、まぁ賑やかで楽しくて、

殺伐とした世界の中の清涼剤みたいな感じがして

そこは良かったな、って思います。

 

全体的に話の主軸が同じで、流れも同じなので、

個別的な内容以外の戦のシーンなんかは

回を進めるごとに、ウンザリ感が強くなって、

個別だけに他と同じシーンやセリフ回しでも

飛ばせないのがきつかったです。

選択肢ジャンプが使えるので、そこは助かりました。

ただ、バッドエンドの回収は、特にしなくても

問題無いようです。

悲恋がバッドみたいなものなので、敢えてルート途中の

バッドは開けなくても良い気が。

 

全エンドとサブ4人の話を回収すると

オマケでサービスCGが1枚。

 

他は特にありませんでした。

 

長さは、まぁまぁかな。短くはないけど、

特に長いって感じでもなく。

共通が割と長めで、個別もかなり長いので

初回は割と長く感じたけど、2回目以降は

スキップできるのもあり、個別くらい。

 

源平合戦とは言っても、全て最後は壇ノ浦。

なので、マンネリ感は否めません。

平家物語の色々なエピソードをあちこちに

散りばめて詰め込んでましたね。

そのエピは、そこじゃないだろって事が多々。

ツッコミどころは満載だけど、そもそも

頼朝が戦に出張って来てる所からし

無い事なんで、気にしないに尽きるかな(^▽^;)

 

自分としては、短いプロローグと共通にして、

どっぷりと個別でそれぞれに違う角度から

話を進めて欲しいなって思いましたが

制作費かかり過ぎて難しいのかしら.....。

 

あとCGの数に差があって、教経が他より

目だって少なかったのが残念。

教経良かったです。ただただ、互いの力比べと

生き方への問いに力が注がれて、純粋でしたね。

 

自分の推し順としては、

頼朝>教経>知盛>春玄>弁慶

 

知盛までは、とても面白かったし萌えキュンできました。

春玄は、出生の秘密が明らかになったのと、

春玄の立ち位置の変わりようは面白かったけど、

それ以外には特にね..........。

教経と知盛は甲乙つけがたいと言うか、全く違う、

ある意味対照的な二人だったけど、それぞれに

捨てがたい魅力がありました。

頼朝はもう、ダントツですね。

本当は、最後にしたかった。

他ルートでのクールさを堪能してからの、

最後の..........(^m^)、みたいな?

 

古川慎さん、若手の中で一番好きなのもあって、

楽しみにしてたんですよねー。

期待を裏切られず、とっても良かったです。

 

全体として同じ感じが強かったのと、

CGの絵が、イマイチ(立ち絵の方が良かった感)、

ではありましたが、楽しめたと思います。

評価としては、3.8くらいか.....。4には及ばず。。。

 

それにしても、主人公、男に見えない。

みんな男って先入観で観てるから、女みたいだけど

女って疑わないようだけど、それにしては

元服してる武将に対する態度じゃないのが気になる所で。

完全に女扱いされてるし、それに抵抗を感じない義経

おかしくないか?って思う事が多々でした。

15才とは言え、もう男を装うには難しい年ごろだし、

声とか、ヒロインだからないけど実際問題、どうなの?

って思うのよね~。

ずっと寝食共にしてて、バレないのもおかしい。

実際、サブルートでは簡単にバレてるし。

 

戦うヒロインって事で、女姿で戦わすわけにも

いかないから、なのかは分からないけど、

義経にしなくても良かったんじゃないのかな~、

なんて頻繁に思うほどでしたね..........。

ビルシャナ戦姫~源平飛花夢想~ 5.平知盛

f:id:narico555:20201004194556p:plaincv:福山潤

平清盛の四男。柔和な見た目と言葉遣いと違い、

武勇・知略に優れた武将で清盛の信頼も厚い。

栄華を極める平家一族を冷ややかな目で見ている。

 

いつでもやる気ない感じで厭世的な人ですが、

義経への執着が凄くって、ちょっと怖いと言うか

気持ち悪い人でした。前半までは。

 

義経と同じく不思議な力を持っていて、

それが故に子供の頃から戦に駆り出されていた為か、

精神的に病み傾向にある感じでしたが、

結局、義経によって人間らしい感情が

呼び覚まされたって感じでしたね。

 

その辺、ちょっと変わり身が早かったと言うか、

共に旅をするうちに、変化していったんだけど、

分岐点は、笑顔を見た所でしょうか。

なんか気持ちは分かるけど、変化が急過ぎて

いきなりまともになったと言うか

豹変しちゃったって感じで違和感を覚えました。

 

それからの知盛は、ストーカー感が無くなって、

普通に恋する男になっちゃって、元ストーカーだけに

熱烈でした。そして義経も、なんだかんだ言いながら

割と簡単に知盛に堕ちちゃった感..........。

あんなに嫌がって、我慢して共に旅してたのに、

いくら同胞だからって、簡単すぎないか~?

って思うのでした。

 

でもここで、出生の秘密が全て分かり、

尚且つ、結構、重たくて、見ごたえがあったと思います。

戦闘シーンが多くて長いのには疲れましたが。

それにしても、ここでも、なんでとどめを刺さないの?

って思うばかりでしたね。

力を失って倒れたら、安心して互いを心配しあってる。

油断し過ぎじゃない?

案の定、敵は復活してるしね。

心臓突くか、首はねろやっ、って毎回思う。

それと、相手から力を奪うのに、相手の懐に入って

抱きついたりしてるんだから、脇差を抜いて

ズブリといけや!っとも思ったり.....(;^_^A

 

生きるか死ぬかの瀬戸際で、ぬるいよな~って

思う事が多かったですね。

 

知盛はストーカー化する程の男なので

義経への想いが強く、だからか、割と甘めの

シーンが一番多かった気がします。

まぁ、最初の頃は、迫られてもキモイだけでしたが。。。

 

 

ビルシャナ戦姫~源平飛花夢想~ 4.源頼朝

f:id:narico555:20201002191728p:plaincv:古川慎

源義朝の嫡子。平治の乱で、父と兄を亡くし

ただ一人生き残って伊豆に配流された。

長い流人生活を経て、源氏再興の為に蜂起する。

 

面白かったです♪

史実的には、あり得ない事オンパレードでしたが、

義経が女子って事からして無いですからね(^▽^;)

多感な年ごろの時に平治の乱に遭遇し、

大変な目にあった過去と、長い流人生活での

苦労が、無表情で他者を信用しない、

冷酷な男になったんだなって、彼の苦労と苦衷が

じわじわと伝わってくる感じでした。

 

義経と最初に会った頃は、とても冷たい感じの

声音だったけど、徐々に変わってきて、

後半は口では『道具』と言いながら、実際の

行動は違っていて、なんかいいなぁ~って

思えるストーリー運びでしたね。

 

ここでは再びストーカー化した知盛が

しつっこく追いかけてきて、頼朝が

義経をかばい、守ろうとする所はキュンでした。

あの冷たかった頼朝がっ!!

クールな方が好みだけど、血の繋がりが

無いって分かる前から、女と知る前から、

なんだからラヴ的な雰囲気で親しくなってるのが

これまた萌えな感じでもありました(;^_^A

 

それにしても、義経は無条件で兄を信じ過ぎな気も。

真っすぐ過ぎて、、、ねぇ.....。

その真っすぐさに絆されてしまった

本ルートの頼朝だけど、他ルートでは

絆されず、それこそが頼朝、って思うんだけど、

頼朝自身が語る過去の出来事とその思いの

シーンは、なかなか胸にこたえました。

気の毒な御仁ではあるよね、頼朝も。。。

 

 

ビルシャナ戦姫~源平飛花夢想~ 3.春玄

f:id:narico555:20201001111812p:plaincv:斉藤壮馬

源義朝の臣下・源重成の子供。

遮那王と共に鞍馬寺に預けられて一緒に育つ。

 

幼馴染みであるけれど、一緒に育ったこともあり

双子のきょうだい、くらいの近さの相手。

この子はいつから遮那王を女の子として

好きだったのかなぁ~。

小さい時から、みたいだけど、そうだとしたら

他のルートでは失恋って事になるけど、

そういう風もあまり感じられなかったですね。

 

とにかくいつも一緒なので、くっつくのも

必然的とも言えるけれど、このルートでは

二人の出生の秘密が明らかになって、

春玄、これまでは義経の影でもっぱら支える

ちょっと地味な存在だったのが、俄然目立つ存在に。

 

まぁ、出来る子だろうとは思ってたけど、

その活躍は凄かったわね。

深く考えると、大したこと言ってないんだけどね。

冷静によぉ~く考えれば当然の帰結と思える

作戦の内容なので、ちょっと簡単って言うか、

浅いな~って感じるのは、乙女ゲームだからなのか?

 

平安末期のこの時代、最大の怪物は後白河法皇

だと思うけど、ここでは史実の出来事を利用して

義経と春玄を追い詰めて、兄と袂を分けざるを

得ないストーリー運びになってましたね。

このルート、頼朝の出番も多くて、その辺は

見ごたえあったと思います。

次の頼朝への伏線も張られていた印象。

弁慶よりは面白かったです。。。

 

ただ最終的なエンディングは、他ルートと

大差無いなって思いました。

死ぬか、生き残って二人きりになるか.....。

春玄の場合、義経への想いが強すぎて、

彼女以外はどうでもいいって所が狂気を

孕んでいて、どうせならその狂気、

もっと早くに出して攫ってくれたら良かったのに~、

なんて思ったりもしたルートでした(^▽^;)

 

ビルシャナ戦姫~源平飛花夢想~ 2.武蔵坊弁慶

f:id:narico555:20200929180325p:plaincv:梅原裕一郎

比叡山延暦寺に身を置いていたが

問題を起こして放逐された僧。

都で平家相手に刀狩りをしていたところ

遮那王に倒されて主従関係を結ぶ。

表裏の無い性格で僧兵としての腕は優れている。

 

主人公への忠誠度が恐ろしい程すごいです。

元々そういうイメージの人物ではあるけれど、

もう、全てを信じて全てを受け入れちゃって、

絶対的な忠誠を誓われちゃうと、家臣としては

これほど信頼できて頼もしい相手はいないけど、

異性としては自分は全く何も感じませんでした(;^_^A

 

女性である事を早いうちに知られてしまって、

それでも、性別とか関係なく、遮那王

生き方そのものを認め崇拝してくるので、

遮那王としても必然的に彼をなにより

頼りにしちゃうよね。

その主従としての結びつきが結構濃厚だったと思います。

 

それにしても、優しい遮那王だけど、

ちょっと家臣に対する距離が近すぎかな~。

そういう遮那王だから、他の家臣たちも

何より慕ってるわけだけど、その態度がさ、

まるでお姫様相手みたいな感じがして、

こはちょっと引きましたね.....。

弁慶は知ってるからまだしも、佐藤兄弟と

佐々木高綱は、知らないわけなので、

女の子のように可愛い少年と思っているんだろうけど

その熱中ぶりがすごくって。

初回のルートでも思ったけど、BL臭を感じちゃったww

 

あと、このルートは戦いが多くて、

敵が驚く程しつこくて、少々疲れちゃいました~

知盛・重衡兄弟にはビックリでした。

教経ルートでは、なんか傍観者っぽかったけど、

ここではサイコっぽいと言うか、ガッツリ

ファンタジー色が濃かったですね。

弁慶との絡み自体は実際には大した事が無い分、

この妙な兄弟相手としつこい程に戦わされた感じ。

そんな戦闘の中で、もう、ただただひたすらに

弁慶は身を粉にして守りまくって

主従の絆がどんどん深くなり、いつの間にか

男女の感情に発展..........。

 

でも恋愛的な糖度はほとんどありません。

終わりの方でキスとかしてるけど、

なんか全然、甘く感じられない.....。

それと、個人的に弁慶のビジュアルが好みじゃない。

まぁ、武蔵坊弁慶、って人物にしては

イケ気味に描かれているとは思うけど、

どう見てもオジサンで、オジサンに興味のない

私なので、ダメでしたねー。

 

 

年上好きなのに何故イマイチなのかなって

思うに矢張りヒロインの若さかな。

15才のまだ少女。

親子とかに見えちゃうからなんだと思う。

これが20代の子だったら、まだ平気だったかも。

子供のとオヤジって、フィクションでも苦手なのです。

つまらない自分だと思うけど(^▽^;)

 

でも梅ちゃんの演技は良かったと思います。

こういう役、珍しいよね。

年配らしい声質で、気持ちも伝わってきて、

演技に深みが出てきたな~って感じました。

 

全体のストーリー的には、いまひとつ。

しつこい戦闘と、濃厚すぎる主従の描写、

何度も『とどめ刺せヤー!』って口ずさむ程

甘い戦闘内容で..........。

壇ノ浦で終わりにしちゃう所もイマイチ。

やっぱり、平泉まで持って行って欲しかったな。