幻奏喫茶アンシャンテ(N/S) 2.カヌス・エスパーダ
cv:梅原裕一郎
妖精界・メディオ出身の首なし騎士(デュラハン)。
兜を外すと首から上が目視することも
触れることもできない。
騎士らしく、実直で真面目なお人よし。
ガーデニングが趣味の、剣の達人。
この人は、本当にステキな人でした。
とにかく、真面目で実直で優しいです。
その上、騎士らしく男らしい頼もしさ。
お顔が無いのが残念ですが、そこは声の魅力で
カバーと言うか、逆に顔の情報が無い分、
この人のキャラクターそのものの魅力が
十二分に伝わってきて、良かったです。
それと、首の上は炎のようなものが
チラチラしてるんだけど、この色が感情の
バロメーターにもなっているので、
彼の感情の動きは大体分かるんですよね。
それプラス声の表現で、心情が伝わってくるんだから
凄いと思います。
ストーリー的には、初回のイグニスほどの
波乱万丈感は薄いですが、それでもヒロインが
窮地に追い込まれ、そんな彼女を救うカヌスは
まさに、お姫様を救う騎士そのもので
すっごくカッコ良かったです♡
平和で穏やかそうな表面の裏にある
妖精界の深い闇事情.....。
妖精女王の弟であるヴェンニーアの企みは
何となく察していたので、やっぱりね.....
って思ったけど、ヒロインの琴音は凄いね。
ここまで想える心の強さには感服。
ただ、イグニスの時にも思ったけれど、
人外の彼らが琴音を好きになるのは
すっごく分かるんだけど、琴音の方の
心の変遷に関しては、ちょっとイマイチ
理解が及ばない印象。
お客様として大事に思ってる所から、
異性としての想いに変わっていく過程が
よく分からず.....。いつの間にか.....って
感じするんだけど、どうなのかな。
最後、世界樹だけど、植物のしぶとさを
自分ちの庭で実感する毎日のせいか、
そう簡単に根絶やしにできないと思うんだけどな~
.....って、思っちゃいました.....(;^_^A