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薄桜鬼 真改月影ノ抄(N/S) 6.土方歳三 &総括

f:id:narico555:20191007170429p:plain cv:三木眞一郎

新選組副長。鬼の副長とのあだ名を持つ。

実際には荒くれの隊士をまとめるために

わざと鬼役を買って出ている。

内側の顔や内心の苦労を知るものは

ごく少ない。

 

矢張り、土方さんは良かったです。

最オシだから、ってのもあるかもしれませんが、

本編でなかなか心情を吐露しないお方だけに、

色々と垣間見れた気がします。

 

特に個別前半は、池田屋の直後。

この辺のドラマが見れたのは補完と言う

意味でも大きかった気がします。

 

個別はどの人も前半4つが京都なのに、

土方さんだけ、京都が5つもあって、

その分、次の5番目の話が時間的に

ものすごく空いてしまっていた為に、

その間の出来事の語りがとても長かったです。

 

この人がメインで話が進んでいるのもあって、

重要な事件のオンパレードだけに、

どのエピソードも濃かったな、と感じました。

どのお話もジーンときちゃいましたが、

最後の箱館での2話は特に泣けてきちゃいました(:_;)

 

 

****** 総 括 ******

 

あっという間でしたね。

一人あたり、2時間くらいで終わっちゃいます。

 

最初は共通2話。

選択肢によって、攻略対象へと進みます。

この共通では、ベースとなる事件は

同じなんだけど、選択肢によって

内容が若干変わり、共通の最後では

七夕デートがあって、面白いなって思います。

 

ただ時系列がですね。

この共通では西本願寺へ移転して間もない頃、

のお話になっていて、共通終了後に入る

個別ルートと時間的な繋がりが無いので、

個別が始まって時間が遡ってる為、

最初は違和感が強かったです。

 

個別は地図上で選んで、彼らの足跡を

追う形になっていますが、前半は京都、

その後、江戸、流山、白川、宇都宮、会津.....

等々ですが、攻略対象によって場所は

違ってます。

実際、後半4つのうちの最後は

その後のその後な感じなので、実質3エピソード。

少ないな~って印象です。

確かに滞在年数的には京都が一番長いので、

比重的には、そうなってしまうのも分かりますが、

結局のところ、全体的に少ないように感じます。

 

エピソード自体も、本編の合間合間を

縫うように散りばめられていて、

その前後の話を語り口調でテキスト表示されて

いるけれど、攻略対象との親密度具合が、

この時にはどれくらいだったかなぁ?って

思い出しながらやりつつも、いまいちピンと

来ない事が多かったのが少々残念に思えました。

 

これらのエピソード、本編中に組み込まれていたら、

もっと盛り上がれたのかも?とも思ったりして。。。

 

個別の他に、本編物語の補完物語があり、

各キャラを攻略中に解放されていくのですが、

新選組の物語と関わりの深い場所の、歴史的な

説明や、そこでの出来事での補足が語られて、

新選組や幕末をより深く知る事が出来るように

なってました。ちょっとお勉強っぽい?

語ってくれるのが、ゲームキャラなので、

キャラの特徴が出ていて、面白かったと思います。

 

システムは快適でしたが、選択肢ジャンプが無い。

まぁ、共通の最初の方くらいしか必要性が

感じられないので、既読スルーでも焦れったさは

感じませんでしたが。

 

文字は明朝体だけど、大きくて太くて、

白なのに視力が悪い私でも十分見やすくて

有難かったです。

他のゲームにも見習って欲しい点ですね。

 

音も、個別に調整できて、これも助かりました。

土方さんと斎藤さんは声が控えめなのに、

テンション高いキャラは矢張り大きくて

差が結構あったので、調整できて良かったです。

 

 

久しぶりの薄桜鬼の新作と言う事で。

新作とは言っても、本当に『真改』の補完な内容なので、

『真改』の本編をプレイしていない人には、

イマイチだと思います。

 

例えば、『真改』では無く、無印の本編はプレイしてて、

薄桜鬼の話は分かっているって人であっても、

『真改』では、新しく攻略対象が6人も増えているし、

従来のキャラ達も、かなり追加や改変があるので、

『真改』をプレイしていないと、分からないかなと。

 

今回、自分的には、満足度は高くないです。

何より、トータル時間が短すぎる。。。

まぁ、どのエピソードでもサービスカット的な

内容だったとは思うんですけどね。

一番良かったのは、矢張り土方さんですね。

 

エピソード集って事だったから、殺伐とした

本編で描き切れなかった部分って言ってたように

思うので、もう少しほっこりしたエピソード集

なのかと思っていたので、そうでもなかった点が

ガッカリでした.....。

あの事件の前後は、こんなだったのか!って

改めて知れて良かった部分もあるので、

なんとも複雑でしょうかね。。。

 

絵は綺麗でした。

一番ステキに思えたのは風間さんの衣装。

とても綺麗でした。

背景も綺麗で、紅葉のシーン(これも風間ルート)は

ちょっとウットリしちゃいました。

でも、人物に関しては、私はイマイチ。

時々、(変な顔~)って思うカットもあったりして。

ヨネさんファンだけに、近頃の薄桜鬼の人物の

顔には魅力を感じられないのが残念です.....。

 

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