narico555のブログ

乙女ゲームの感想や声優さん、アニメなどの話題が中心です。

私立ベルばら学園(N/Switch) 総括

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https://www.otomate.jp/berubara-gakuen/

 

愛と青春の部活劇、いざ開幕!

 

って、事で、18世紀末のフランス革命

題材にしたマンガの設定が、現代のお金持ちの

学園の演劇部に変わり、登場人物はみんな

マンガ『ベルサイユのばら』のキャラクター達。

そして、お話も、骨格的にはベルばらの内容に

沿っていました。。。

 

今更ベルばら?って発表時は思ったけれど、

初回プレイ感想でも書きましたが、

やってみると、これが非常に面白かった(*^^*)

 

いつもの乙女ゲームとは、一線を画してたかな。

公式でカップリング図を見た時は、

はて???? って感じで訳が分からず。。。

 

とりあず、主人公は凰寿華瑠って名前の

普通な感じの女の子。

一応、大女優・山田のばらの一人娘って

設定だけど、お母さんは独身のシンママで、

ベルローズ学園でも、庶民が通う普通科の1年生。

この学園内の構図が、18世紀のフランス国内の

庶民と王侯貴族の対立と模した感じで

設定されています。

 

それで、現代の高校生と教師たちのお話が、

ベルばらの内容とリンクしてるんですよね。

なのでエンディングも、ベルばらの内容に

応じた、各人のお話が用意されていて、

それプラス、乙女ゲームらしくヒロインと

各キャラクター達とのエンディングも

作られていて、ヒロインルート以外のルートは、

ベルばらのカップリングの現代バージョンな

物語を、少女漫画を読んでるが如く、

ヒロインと一緒に応援してるような、

そんな感じでした。

それが結構、面白かったです。

 

ヒロインの恋模様も楽しかったし。

だけど、アンドレを模した安藤礼二とだけは、

ヒロインとのカップリング、無いんですよねー(^▽^;)

やっぱりアンドレだけに、アンドレだけは

何があっても、ぜーーーったい、絶対に

オスカル以外には全く持って考えられないキャラ、

だからなんでしょうか~~~?

フェルゼンは可でもアンドレは不可..........。

自分としては、安藤礼二はビジュアル的に

好みだったし、声が鈴さんでもあったので、

カップルになれないのは残念だったんですが.....(:_;)

 

それにしても、全編を通して、矢張り

オスカル@真輝望さまは、サイコーにステキだったと

思います♡

男装の麗人には、基本的、興味無いんですけどね。

この真輝望は、カッコ良かったし、魅力的でした。

声の森さん、良かったな~。

女子が憧れる、美しい王子様の典型ですよね。

思うに、女性の美しい王子って、男特有の

ガサツさとか、汗とかの分泌物なジメっぽさとか、

ニオイとか体温とか、そういう生臭さ、とでも

言ったら良いのか、そういうのが無いんで、

どこまでも綺麗な感じがして、潔癖な世代の女子にとっては

最高にステキに感じられる気がするんですよね。。。

 

もう、潔癖世代からは遥か遠くにいる自分だけど、

そういうのを思い出して、やっぱりイイわ~って

思っちゃいました。

 

そして、そんな望さまとは対極にいるような、

衛藤晶が、今回はイチ推しになっちゃいましたね.....(;^_^A

 

この子、ほんと良かったわ。

自分的にはダークホースだった。

優も予想外に好感触だったけど、女子として

ドキキュンでグッとさせられたのは、矢張り晶。。。

気は合うし、楽しいし、男くさくてイイ男で。

気兼ねなく付き合えそうで、それでいて

ドキドキもさせてくれて、良かったです。

 

そして、脇役も良かったわ~。

優のボディガード的な清水イツキ@浪川大輔は、

セリフも出番も控えめだったけど、クールで

渋くてカッコ良かった。

でも自分が一番好きになったのは、

花野ラヴィアンローズ中澤まさとも

女性のような見た目で非常に個性的なんだけど、

いい味を出していたと思います。

私、声の中澤さんが大好きなんで、余計に。

中澤さんには、もっと活躍して欲しいです.....。

 

主人公の攻略相手は、???の人も含めれば

5人で、バッドとかは無い分、他のカップリングの

エンディングも5通り分あり、それなりの

長さがあって、やりごたえはありました。

でもやっぱり、ちょっと短めと言うか、

あっという間に終わってしまったように思えます。

 

演劇が中心なのもあって、お話の構成は、

『章』ではなく『幕』仕立て。

5幕+フィナーレとなっています。

で、4幕までが、ほぼ共通なので、

そこまではまぁ、金太郎飴っぽいですね。

ただ、既読スキップは勿論、選択肢ジャンプも

あるので、2周目以降、とても楽でした。

完全個別は5幕だけですが、これが割と

長かったです。

 

攻略はフローチャートがついているのと、

選択によって、色が違う薔薇が出たり

花びらが出たりして、また好感度も見れるので

親切かな~と思います。

セーブフォルダも沢山あったし、

デフォ呼びで、CGも多めでしたね。

声も、各人で音量を設定できるように

なっていて助かりました。

惜しむらくは、テキストかなー。

白抜き文字なので、大きさは普通だったのに、

ちょっと見にくかったです。

でも全体としては、プレイしやすかったと思います。

 

Switch久々の新作ですが、良く出来て

いたんじゃないでしょうか。

ちょっと変わってる印象だけに、躊躇されてる方も

少なくないようですが、私はお勧めです。

面白かったので(^^)v