私立ベルばら学園(N/Switch) 総括
https://www.otomate.jp/berubara-gakuen/
愛と青春の部活劇、いざ開幕!
って、事で、18世紀末のフランス革命を
題材にしたマンガの設定が、現代のお金持ちの
学園の演劇部に変わり、登場人物はみんな
そして、お話も、骨格的にはベルばらの内容に
沿っていました。。。
今更ベルばら?って発表時は思ったけれど、
初回プレイ感想でも書きましたが、
やってみると、これが非常に面白かった(*^^*)
いつもの乙女ゲームとは、一線を画してたかな。
公式でカップリング図を見た時は、
はて???? って感じで訳が分からず。。。
とりあず、主人公は凰寿華瑠って名前の
普通な感じの女の子。
一応、大女優・山田のばらの一人娘って
設定だけど、お母さんは独身のシンママで、
ベルローズ学園でも、庶民が通う普通科の1年生。
この学園内の構図が、18世紀のフランス国内の
庶民と王侯貴族の対立と模した感じで
設定されています。
それで、現代の高校生と教師たちのお話が、
ベルばらの内容とリンクしてるんですよね。
なのでエンディングも、ベルばらの内容に
応じた、各人のお話が用意されていて、
それプラス、乙女ゲームらしくヒロインと
各キャラクター達とのエンディングも
作られていて、ヒロインルート以外のルートは、
ベルばらのカップリングの現代バージョンな
物語を、少女漫画を読んでるが如く、
ヒロインと一緒に応援してるような、
そんな感じでした。
それが結構、面白かったです。
ヒロインの恋模様も楽しかったし。
ヒロインとのカップリング、無いんですよねー(^▽^;)
何があっても、ぜーーーったい、絶対に
オスカル以外には全く持って考えられないキャラ、
だからなんでしょうか~~~?
フェルゼンは可でもアンドレは不可..........。
自分としては、安藤礼二はビジュアル的に
好みだったし、声が鈴さんでもあったので、
カップルになれないのは残念だったんですが.....(:_;)
それにしても、全編を通して、矢張り
オスカル@真輝望さまは、サイコーにステキだったと
思います♡
男装の麗人には、基本的、興味無いんですけどね。
この真輝望は、カッコ良かったし、魅力的でした。
声の森さん、良かったな~。
女子が憧れる、美しい王子様の典型ですよね。
思うに、女性の美しい王子って、男特有の
ガサツさとか、汗とかの分泌物なジメっぽさとか、
ニオイとか体温とか、そういう生臭さ、とでも
言ったら良いのか、そういうのが無いんで、
どこまでも綺麗な感じがして、潔癖な世代の女子にとっては
最高にステキに感じられる気がするんですよね。。。
もう、潔癖世代からは遥か遠くにいる自分だけど、
そういうのを思い出して、やっぱりイイわ~って
思っちゃいました。
そして、そんな望さまとは対極にいるような、
衛藤晶が、今回はイチ推しになっちゃいましたね.....(;^_^A
この子、ほんと良かったわ。
自分的にはダークホースだった。
優も予想外に好感触だったけど、女子として
ドキキュンでグッとさせられたのは、矢張り晶。。。
気は合うし、楽しいし、男くさくてイイ男で。
気兼ねなく付き合えそうで、それでいて
ドキドキもさせてくれて、良かったです。
そして、脇役も良かったわ~。
セリフも出番も控えめだったけど、クールで
渋くてカッコ良かった。
でも自分が一番好きになったのは、
女性のような見た目で非常に個性的なんだけど、
いい味を出していたと思います。
私、声の中澤さんが大好きなんで、余計に。
中澤さんには、もっと活躍して欲しいです.....。
主人公の攻略相手は、???の人も含めれば
5人で、バッドとかは無い分、他のカップリングの
エンディングも5通り分あり、それなりの
長さがあって、やりごたえはありました。
でもやっぱり、ちょっと短めと言うか、
あっという間に終わってしまったように思えます。
演劇が中心なのもあって、お話の構成は、
『章』ではなく『幕』仕立て。
5幕+フィナーレとなっています。
で、4幕までが、ほぼ共通なので、
そこまではまぁ、金太郎飴っぽいですね。
ただ、既読スキップは勿論、選択肢ジャンプも
あるので、2周目以降、とても楽でした。
完全個別は5幕だけですが、これが割と
長かったです。
攻略はフローチャートがついているのと、
選択によって、色が違う薔薇が出たり
花びらが出たりして、また好感度も見れるので
親切かな~と思います。
セーブフォルダも沢山あったし、
デフォ呼びで、CGも多めでしたね。
声も、各人で音量を設定できるように
なっていて助かりました。
惜しむらくは、テキストかなー。
白抜き文字なので、大きさは普通だったのに、
ちょっと見にくかったです。
でも全体としては、プレイしやすかったと思います。
Switch久々の新作ですが、良く出来て
いたんじゃないでしょうか。
ちょっと変わってる印象だけに、躊躇されてる方も
少なくないようですが、私はお勧めです。
面白かったので(^^)v