私立ベルばら学園(N/Switch) 1.真輝望
cv:森なな子
劇団ルミエールの座長。高校2年生。
主人公の憧れの存在。性別は女性。
学園内では「オスカル様」と呼ばれ、
女子生徒からの人気を博している。
元は劇団ソレイユの花形だったが突如、
新しい劇団ルミエールを立ち上げる。
誰もが憧れる有名私立学校、ベルローズ学園。
そこに通うことになったひとりの少女
「山田 凰寿華瑠おすかる」入学式公演の舞台で華やかな衣装に身を包み
光り輝く「オスカル」を目にした少女の鼓動は
早鐘のように打ちはじめる。『これが―――恋!?』もうひとりのオスカル――
真輝 望まき のぞみと出会い、
立ち上げたばかりの新劇団ルミエールへ
勧誘された少女は葛藤の末、入部を決意。コンクール優勝を目指して奮闘! と思いきや
個性的な人々に囲まれ、いきなり大事件が起きたり、
転部を迫られたり!?数多の困難を乗り越えコンクール優勝は果たせるのか、
そして少女、山田 凰寿華瑠の恋の行方は――愛と青春の部活劇、いざ開幕!
私立ベルばら学園 ~ベルサイユのばらRe*imagination~
って事で、マンガ・ベルばらを元にして作った
乙女ゲームって事で、発表された時は、
ちょっと理解しがたくて購入する気はゼロでした.....(;^_^A
何ていうか、攻略キャラ筆頭が女子だしね。。。
真輝望さん。
原作のオスカルまんまの女の子。
システムとか見ても、カップリングが固定的と言うか、
ヒロインが攻略相手と恋愛するってのと
ちょっと違うみたいだし、なんか面倒くさそう.....。
おまけに、絵がなぁ.....。
イマイチ好みじゃないかも.....。
とか、色々思ったんですけど。
正直、Switchのゲームソフトが移植ばっかりで、
Vitaの方だって、打ち切り目前のせいか、
全然な感じで、飢えてるんです、新作に..........。
それと、やっぱり、
諏訪部さんの誘惑には勝てませんでした..........(//▽//)
と言う事で、どんな感じなのか
とても興味を引かれながら、ゲームに突入。
ルートに関しては普段と勝手が違う印象。
一応、フローチャートがEXITRA内に用意されて
いるので、攻略の参考になるとは思いますが、
私は面倒に感じたので、攻略サイトさんを
参考にさせてもらい、初回は矢張り看板とも
言える、オスカル真輝望を中心にしたお話の
展開で進むことに致しました。
まずはハッキリ言いましょう。
とっても、面白かったデス♪(^^)
私はベルばら世代です。。。多分.....。
マーガレットに連載してる時に立ち読みしてた気が(^▽^;)
勿論長いので、連載開始からではなかったと
思うのですが、愛蔵版は持っています。
コミックスの方は、発売当時はお金なくて
買えなくて、友達に借りてました。。。
それだけにね。
好きだったけど、今更~~?
古臭くない~~??って、最初は思ってたんですが、
このゲームの設定、馬鹿げてるって最初思いながら、
やってみると実に面白かったし、何より、
お話がとても良かったです。
劇中劇もね。良かったんだわ、これが。
非常に興味深かった。
そして、登場人物たちが、ひとりひとり魅力的。
やはりしっかりした原作を元に作られてるからか、
骨太な印象でした。
原作のベルばらの話を踏襲しながらも、
現代の高校生たちに転化されてるのが自然でした。
そして、ヒロインの山田凰寿華瑠ちゃん。
cv:千本木彩花
声アリなんですが、良かったと思います。
一生懸命なんですよ。
彼女の頑張りがストレートに胸に響きました。
乙女ゲーのヒロインって、一生懸命なのが
ウザ過ぎたり、出しゃばり過ぎたり、
逆に頭悪かったりとか、なかなか難しいけど、
このキャラはそういうのが無かったように
私は感じました。とても好感持てましたね。
そして、相手はオスカルまんまの真輝望って事で。
望さんも、やっぱり予想外に良かったです。
自分はオスカルって、特に好きなキャラじゃ
ないんですよね。あまりに高潔過ぎるんで、
マリーアントワネットの方が面白く感じていました。
なので、幾ら男装の麗人だからって、恋心とか
トキメキとかって、どうなの~?って
思ったんだけど、望さんがカッコ良すぎて、
憧れて、手助けしたい、って思う気持ちに
強く共感するようになりました。
現実でも、こういう女子が身近にいて、
自分に好意的だったら、きっと尽くしちゃうだろうな~
って思います。恋心は抱きませんけどww
男が惚れる男がいるように、
女が惚れる女もいるよね.....。
ほんと、男前なんだもん。
そして、そんな彼女の弱さが後半露呈し、
それをきっかけに強く成長していくヒロイン。
もう、乙女ゲームと言うよりも、ほんと
少女漫画を見てる感じで、話の内容に夢中になりました。
結構、真剣になっちゃいました。
かなり胸に響くセリフも多いですし。
ここのルートでは、エンドは3つ。
バッドとかは無く、望と凰寿華瑠のエンドと、
望と礼二(アンドレ)が結ばれるエンドと、
衛藤晶(アラン)がらみのエンド。
どれも面白かったです。
それにしても、望は本当にオスカルっぽくて、
そのまんまなキャラって感じで、懐かしくなりました。
原作では、悲しい結末ですが、礼二エンドで
いい感じで終わって、良かったなーって思いました♡
cv:鈴村健一