narico555のブログ

乙女ゲームの感想や声優さん、アニメなどの話題が中心です。

Blackish House sideA→(PC) 2.椎葉剛

f:id:narico555:20190203142359p:plain cv:前野智昭

 

22歳のゲームが大好きな声優。

女性が大の苦手。

 

この人は、一筋縄ではいかないと言うか、

まぁみんなそうなんだけど、女苦手度が

強烈でしたね。

 

とにかく、近寄るのはNG、なのはまだしも、

目も合わせられないし、少しでも寄ると

物凄い拒絶な態度がハンパ無い。

 

でもってね、ヒロインがさぁ。滅茶苦茶鈍い。

彼の態度を見ていれば、個人を嫌うと言うより、

この人、女性が苦手、もしくは女嫌いなのか、、、

って殆どの人は分かると思う。

なのに、自分が嫌われていると捉えるヒロイン・雛。

 

で、仮に嫌われているとするならば、

これほど嫌われているのに、仲良くなろうと

頑張るのが、ちょっと驚きでした。

仲良くなってクリスマス公演を成功させたい、

って言うのは分かるんだけど、それなら

他の人たちとも、もっと親交を深める行動を

するべきなのに、対象が椎葉に集中し過ぎていて、

ちょっと不自然でした。

 

おまけに、円とセラの二人は、悪ふざけすぎ。

椎葉の為と称しながら、確かにそれもあるだろうけど、

やってる事は悪ふざけとしか思えないほどで

行き過ぎだろうって感じる事が多々で、

正直なところ、椎葉に同情しましたね。。。

雛も、彼ら二人にうまい事乗せられて、

大した疑問を持つことも無く、彼らの言う通りに

しているのも、オバカ過ぎる~って思うばかりで。

 

このヒロイン、相手によってキャラが

変わるんでしょうか???

姫崎先輩の時とは随分イメージが違う気がします。

孤児院育ちで貧乏だったから、今の豊な世間の

事情に疎いのは理解できるので、そういう点での

感覚がズレているのは分かるんだけど、

このルートでの彼女はズレ過ぎてて、

最早理解不能な域のように感じました。

 

最初からずっと、椎葉と仲良くなることばっかりで、

本当の目的は何処へ.....?って疑問符が。

後半、互いにすれ違いつつも近くなっていく所は

面白かったですが、前半の拒否られ続けてばかりの

時には、分かっていても、傷ついちゃいますねー。

 

椎葉も椎葉だと思う。

仕事に多大な影響を及ぼし、自身の進退も

極まるばかりなのに、自ら克服しようって気持ちが

全然ないんだもん。

 

あと、この彼の欠点だけど、一体どうしてなの?

って、ずっと疑問で、後半になったら明かされるのか?

って思ってたのに、結局そこは明かされませんでした。

これには肩透かしと言うか。

彼のバックボーンが全然無かったわー。

そこが知りたかったのに...............。

 

シナリオライターさん、かなりな人数がテロップに

出ていたけれど、ルート毎に別の人なの?

だとしたら、このルートのシナリオは

イマイチだなぁ。

お話の展開も、結構、読めちゃう所が多かったし。

予想通りのエピソードが結構あって、ちょっと平凡感。

そして、ヒロインの能天気ボケぶりも、違和感。

 

全体としては楽しめたけど、苛々も多かったルートでした。