いざ、出陣!恋戦(PSP) 1.伊達政宗
cv:岸尾だいすけ
時は『天下分け目の戦』を控えた戦国乱世.....。
病床の父より、国の命運を託された姫君は、
情勢を見極めるべく護衛の佐々木小次郎と
共に旅に出る.....。
各地で出会うのは六人の武将達。
不慣れな城外での生活の中で
彼らと接していくうちに、やがて姫は
一人の殿方と恋に落ちて..........。
2011年、クイン・ロゼのゲーム。
古いですね~(^▽^;)
でもその割に、絵はとても綺麗でした。
自社製ではなく、他社のものを移植した
作品のようです。
だからか、キャラ絵はロゼっぽくない感じですね。
でも攻略キャラ皆さん、なかなか美形で
ビジュアル的にはステキだと思います。
内容の方は、
天下分け目の関ヶ原の戦前となっていますが、
歴史的な内容はかなり改ざんされています。
ヒロインはよくあるタイムスリップした
現代の女子、ではなく、小国のお姫様。
でも舞台はちょっとパラレルっぽい感じでしたね。
昔のゲームだからなのか、内容が薄いし、
時代設定と言葉使いが若干合ってない感。
セリフがチープな印象でした。
エンドは祝言エンド、通常エンド、悲恋エンドの
3種類で、全12話立て、各話選択肢2回。
1話が短めなので、話がサクサク進んで行き、
あっという間に終わった感じです。
ストーリー自体はまあまぁ楽しめましたが、
なんかすっごく簡単なので、味気ないと言うか、
物足りないと言うか..........。
この政宗さん、なんか「女泣かせで有名」な
お方で、出会ってすぐに 「一目惚れした」と
迫ってくるんですよ。
最初から好意を持って近寄ってくる為、
一層、安っぽい印象が否めませんでした。
綺麗でステキなんですけどねぇ.....。
展開が早くて、色んな話が粗筋のように
進んで行く感じなので、サラ~っと終わって
しまった気がします。
互いの立場的には、悲恋エンドが妥当な
気がしました。当然の結末って感じ?
祝言と通常は、ご都合主義っぽいですね。
ただ、祝言エンドは矢張り幸せいっぱいな
エンドらしく、ほっこりした感じで
それはそれで良かったとは思います。
ほんと、早くてあっさりした感じなので、
それなりに楽しめたけれど、心を揺さぶるような
感動とかは全く味わうことは無かったです。
ロゼのゲームは全体的に長くて、面白いけど
疲れるモノが多いので、あまりに短くて
ちょっと拍子抜けでしたけど、
前回やった『クリムゾン・エンパイア』で
どっぷり疲れたので、気分転換的には良かったです。
政宗ルートは、とにかく甘いセリフが多いので、
岸尾さんのファンだったら、嬉しいだろうな~って
思いました。
(私は生憎.....でしたが(;^_^A )