花咲くまにまに 1.藤重宝良
cv:岡本信彦
万珠屋の裏方で、3人兄弟の長男。
明るく人懐っこい性格で、負けず嫌い。
物語は、現代の女子高生が幕末の江戸に
タイムスリップし、特遊郭なる『万珠屋』で
働くことになり、そこで色々な事を
体験していくのですが。
ツッコミどころ、満載でしたね。
キャストに惹かれて興味はありつつも、
実は絵が好みじゃないので、非常に迷っていたのですが、
かなり評判が良く、高評価なものだから、
散々迷った末、購入してしまいました。
鈴さんと櫻井さん狙いで購入したので
彼らは後半にするとして、トップバッターは
迷った末に、無難そうな宝良にしたのですが、
自分はこのキャラはいまひとつ好みじゃ無かったです。
一本気なのは良いけれど、ちょっと軽いと言うか
単純すぎる気がしました。
慌てる事も度々で、こんなんで密偵とか
普通は務まらないなぁ.....と。
人は好いんですけどね。単純な兄貴キャラな感じかな。
あと、物語の設定とかシナリオとかは、
自分的には面白みが感じられず.....(-_-;)
なんで幕末なんでしょうね。
最初は江戸時代と分かっても、いつなんだろう?と
首を傾げていました。
浅野長政、なる人物が登場したので、
なんで戦国武将が?って思いましたし。
そもそも『特遊郭』とか、可笑しいし。
今で言えば、銀座のクラブみたいなポジション?
体は売らずにおもてなしって、ホステスみたいな感じ。
でもって、簡単に振り袖新造になっちゃってる。
芸事を極めるには、それは大変な努力が
必要なのに、17,8の子が、僅かな時間で
習得できるようなものじゃない。
しかも、1つなわけではなく、色々やってる。
あり得ない事のオンパレード。
でもって、幕末だけに、倒幕運動とかまで
絡んできてるけど、こちらも変..........。
エンドは3種類。
バッド、ノーマル、ハッピーですが。
正直な所、どのエンドもイマイチ感。
あえて選ぶなら、バッドが一番妥当な気がしました。
ハッピーなんか、宝良が彼女を身請けして結婚。
身請けとかって、はぁ???な感じでした。
主人公は、自ら望んでなったわけで、
売られてきた訳でも無いし、そもそも、特遊郭は
普通の遊郭とは違う筈なのに、なぜ、そこだけ
普通の遊郭と同じように身請けがあるの?って
思うばかりで、ちょっと白々としてしまいました.....(-_-;)
なんせ、楼主の子どもでもあるのに、身請け金を
店から借りて働きながら返済するとかってのには
つくづく、変じゃない?って.....。
明るくて年の近い、親しみやすいキャラですが、
萌えられなかったせいなのか、全体的にも
お話は退屈に感じました。
登場人物たち、其々のキャラには魅力を感じて、
絡みシーンなんかは面白いんですけど、全体的な
お話は、ツッコミどころが多くてピンときませんでした。。。