narico555のブログ

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真紅の焔 真田忍法帳 1.猿飛佐助

f:id:narico555:20180710200721j:plain cv:杉田智和

 

真田十勇士の最年少でありながら、

最も忍びの術に長けている。

父親は元甲賀忍者で、佐助の幼少時に亡くなり、

真田の里で戸澤白雲斎によって育てられる。

猿飛の術に長け、小猿がともだち。

 

物語は、天下分け目の関ヶ原合戦から14年後の

大坂の陣前夜、九度山に蟄居中の真田信繫の元へ

白雲斎からヒロイン・望月六実が遣わされた所から

始まる。

 

全10章で、3章めまでが共通ルートで

4章から個別ルートへと分岐。

前半は面白いかも.....って印象でしたが、

個別に入ってからの、佐助とのお話は、

正直、自分にはちょっと退屈と言うか

面白みに欠けていた感じがしました。

 

何て言うか、地味.....な感じで。

今回、始めるにあたり、監督の藤沢さんの

ブログコメを拝見した所、佐助のキャラは

一般的に知られているキャラではなく、

落ち着いたキャラにした、との事でした。

確かに、非常に落ち着いていて、最年少の

少年とは思えないほどの落ち着きぶり。

話し方も抑揚に乏しく、感情を抑える忍びらしさ、

を強調されたのだと思うのですが、その反面、

キャラとしての魅力があまり感じられなくて。

こういうキャラがお好きな方も当然いらっしゃるとは

思いますが、如何せん地味な印象。

これがもう少し年齢が上なら、渋い魅力に

感じるかも、なのですが、渋いと思えない若さ.....。

どうにも、しっくりきませんでした。

 

佐助とは、九度山に入って最初に遭遇する

真田忍びであり、同じ里の出身って事もあり、

何かと行動を共にするようになるのですが、

尊敬する先輩忍びと、未熟な後輩、みたいな

構図がしっくりくる感じで、ささやかな触れ合いが

ところどころに有るものの、萌えもキュンも

全く感じられず..........。

非常に糖度が低い為、後半で想い合うシーンに

至っても、なんか不思議なシーンを見てるような

気になっちゃいました。

気持ちの盛り上がり感が全く無いので。

どうして、そうなっちゃったの?って感じww

 

そして、ラブとは別の、主要なお話に関しても

いまひとつ消化不良な印象。。。

敵である、裏柳生や鬼火との戦いも、

かなり強敵のようだし、得体が知れず

苦戦しているんだけれど、あまり緊迫感が

感じられず、ハラハラ感が無かったと言うか。。。

もう少し、鬼気迫るものを感じさせて欲しかったかな。

 

と言うことで、ルートによって多分、

差があるんでしょうけど、

このルートは、

 

.....つまらなかった..... デス。。。。

 

 

初回は、大抵、微妙なケースが多いのですが、

今回も例にもれず、、な感じのようで。

他の方の感想などを拝見していると、とても面白い

ルートもあるようなので、今後に期待したいと思います。。。