神凪ノ杜 妖狐奇譚(PC) 3.市丸 &総括
cv:興津和幸
数年前から主人公の祖父の代わりに
よろず妖屋をまとめている妖憑き。
あまり人とつるまず、一人でいる事が多い。
負けず嫌い。
大人な上に寡黙だし、いつも冷静な感じで
最初は分かりにくい人物でしたが、
冷たそうでいて、さり気ない優しさが感じられ、
素敵な人でしたが..........。
このルート、とても切ないストーリーでした。
妖狐奇譚の最後を飾るだけあり、
直のルートで少し見えてきた謎や
市丸の事など、色々分かり面白かったです。
そして、ラストはほんと切なくて..........。
結局のところ、物悲しかったですね。。。
また、最初は冷たい印象だった市丸さんが、
とっても優しくなって、それが一層、
切なさを煽っている感でした.....(*ノωノ)
という事で、これで妖狐奇譚の3人、全員終了。
全体としての感想を言えば、しっとりした感じで、
じんわりと沁みてくるような良さ、ですね。
面白いとか楽しいとか、そういうのとは
ちょっと違った感じ。
妖が起こす事件を解決するって話の割に、
怖さとかドロドロとかは一切なく。
時間的にも短いので、あっという間に終わる感じ。
だから深くはないんだけど、妖屋の仕事と
日常の中で、うまい具合にキャラ達の悲哀や
苦しみや、仲間としてのふれあいなどを
描いていたと思います。
ほのぼのドラマじゃないのに、ほのぼの感があって、
良かったな~と思います。
また、次の龍神奇譚の攻略キャラ達も、
興味をそそられる個性的なキャラ達で、
次が楽しみです。
特に東雲@松岡禎丞クンのキャラは、いつも演じてる
キャラとは大分違って、すっごく新鮮でした(*^^*)
今回は、高校生二人のキャラもそれぞれ良かったけれど、
やっぱり、最後の市丸が一番良かったかな。
最初の二人をプレイ後は、なんとも感想が難しいな、
と思うくらい、よく分からなかったです。
ぼんやりと、ピントがずれた感じとでも言うか。
でも、市丸までやって、やっと全体像が見えてきた感じ。
ちょっと理不尽さも感じられる市丸ルートでは
ありましたが。
そして、恋愛的な面では、全然な感じの本編でしたが、
おまけがあって、それが、各人の後日談な内容で、
本編と違って視点が各キャラとなっていて、
これがとても面白かったです。
本編では分かりにくかった3人の男子達の
それぞれの想いがよりよく分かって、これを見て
彼らの淡い、ウブな感じの恋愛心理がとっても
微笑ましく感じられました。
これ、あって良かったです。
正直、本編のエンドは少し物足りない感があったので。
さて。
2か月後に『龍神奇譚』が発売されますが、
公式の内容を見ると、ちょっと驚きの内容で。
今回では明かされきれなかった謎が明かされるようですが、
全てちゃんと解明されるんでしょうか?
瑞希自身にも色々秘密がありそうだし、次回の方が
重たくなるのかなぁ?と思われるけれど、どうなることやら.....。
楽しみですね。