GALTIA V Edition ４．ディアゴ
ｃｖ：間宮康弘
ディアマンテ国最大にして、大陸においても最大のギルド
『アルマース』のギルドマスター。
主人公・シンを孤児院へ連れて行って以来、
何かと世話を焼いてくれている。
有能なのだが、仕事嫌い。
シンとセンリとは昔からの馴染みのせいか、
影の後見人のように、いざと言う時には
頼りになる存在ですが、一見すると
チャラ男っぽく、働くのも嫌いで、
有能な部下二人に仕事を押し付けては
遊んでいるようなダメな大人っぽい印象。
それでも、最大ギルドのリーダーなんですよね。
なので、見た目通りの人間ではないのだろうとは
容易に思うし、ここまでプレイしていれば、
彼の正体も凡そ予想がつくと思います。
ただ、彼にもシンを自分の元に置いておきたい
強い理由があるのがチラホラ伝わってはくるものの、
本当の意図はなかなか分かりません。
他国の王たちは、結構乱暴で強引にシンを
手に入れましたが、幼い頃から面倒を見、
可愛がってきた相手だけに、シンに対する目的を
果たすのに躊躇いが生じ、個人的な想いが
深くなるのに比例して..........。
でも、そういうディアゴの内面的な葛藤って、
あまり伝わってこなかったように思います。
協力者の言動によって、そうなのね.....って感じで、
ディアゴ自身は、いつでも、どこまで行っても
シンへの態度はあまり変わらず、優しくて
悪戯で、甘いんですよね。
なので、他の３人達と比べると、緊迫感は
非常に薄かったです。
それと、おふざけタイプだけに、もっと色々と
チョッカイ出すのかな、と思ってたんですが、
意外と少なかったし、チョッカイは出すものの、
あまり進まずに終わる感じ。
シンを大事にし過ぎて、強引に事に及ばないのが、
これまでの方々の物凄い攻めの後だと、逆に
物足りないかも..........(^▽^;)
大人だし、大事にされてるので守られてる感は
強かったですが、それでも、内心を語らないので、
掴みづらかったとも思います。
チラチラと目的がある事を垣間見せられるのもあり、
不信感が拭えなかったですね。
そして、シン。。。
前二人よりは、無茶さは控えめだったと思います。
人を殺せないって性分も、この人の過去からの
潜在的なキャラ特性からきていると、改めて
ダメ押しのように言われて、まぁ、成程、とは
思いましたが、それならそれで、もう少し別の
問題回避術を身に着けても良いのでは？と
思いますね。職業柄、必要かと。
それができないなら、この職業につくべきじゃないし、
そういう人間を、護衛とか危険な仕事に回す
ギルドも可笑しいなぁ、って思うのでした。
全体として、落ち着いてプレイできたルートでした。
