narico555のブログ

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クランク・イン 1.神楽坂悠真

f:id:narico555:20170902165354j:plain 中学編

f:id:narico555:20170902165415j:plain 青年編

cv:前野智昭

 

 

 主人公は、ごく普通の中学生。
 ある日、手違いで映画のオーディションにエントリーされてしまい

 審査の舞台に立つが、緊張で、思わずその場から逃げ出してしまう。
 そんな彼女を、オーディションの様子を見ていた少年たちが

 「自分たちの映画に出てほしい」と、彼女をスカウト。

 彼らが通うのは、ごく普通の公立中学で、映画に対して熱い情熱を

 持つ、「緑ヶ島中学」と、有名なエリート校で、映画コンクールでも

 常勝校の「聖エドワード学園」。

 

と言うことで、映画作りに熱心な少年たちと少女の

青春ラブストーリーな作品でした。

 

このゲーム、発売前はちょっと興味が薄かったです。

何故なら、登場人物たちが中学生だったから。

絵も、その通りな感じで幼いし、年寄りな自分としては、

いくらなんでも中学生は無理だろうなぁ……と思ったので。

ただ、暗いゲームが続いていたので、この辺で

明るく楽しそうなゲームをやりたいな、と思っていたので、

お勧めもあって、珍しくのDL購入。

初回は悩んだ末、筆頭攻略キャラらしい、神楽坂さんで。

 

まず、最初ちょっとビックリしたのがテキスト文字の小ささ。

小さすぎ~~~。

少し前に、無双☆スターズで小さくて文句言った記憶がありますが、

それに匹敵するほどの小ささ。

対象が若い人であっても、これは小さすぎないですか?

非常に見にくかったです。

喋ってくれる人たちはまだしも、声無しのテキストで

読むのが辛かったです。目が悪いので…...(-_-;)

今時の文庫本でも、ここまで小さく無いでしょう。

辞書並みか?

 

絵はそれなりに綺麗で、ヒロインは可愛かったです。

目ぱち口ぱちは無いけれど、デフォ呼びはアリ。

ボタンの操作性は使いづらかったです。

プチレーヴさんですが、オトメイトに慣れ過ぎてるのもあって、

戸惑いました。クイックセーブやスキップのボタンが。

攻略も、少し面倒でしたね。

分岐選択できる場所とか用意されてるものの、

好感度等の設定ができるわけではないので、

役に立ちませんでした。

テキストのタイプミスも若干アリ。

 

今回、お話しが中学編と青年編となっていて、

条件をクリアしないと青年編へ進めません。

好感度も普通の好感度とは違っていて、

映画って事もあってか、好感度の他に女優度もあり、

全部回収するのが、少々面倒でした。

 

ストーリーは、あっさりしてました。

中学編の比重が大きくて、こちらが9章で、

青年編は5章まで。

中学編では、コンクールでの優勝を目指して

みんなで映画を作るお話しで、恋愛度は薄かった。

ただ、一つの目標に向かってみんなで頑張る姿は、

青春してるな~って感じで楽しかったです。

ただ、話の運びはあっさりし過ぎな感じでした。

神楽坂さんは、家業の事で悩みがあって葛藤するのですが、

真っすぐで情熱的な熱血漢のタイプの割に

一人で抱え込んでしまう性格のようで、

その辺が、ちょっとジレったかったですね。

結局、一人で悩み、一人で乗り越えてしまった感。

勿論、ヒロインちゃんも多少の応援はあったけど、

結局、なんか勝手に進んでしまってて事後報告的な?

あまり深刻でドロドロになるのは嫌ですが、

それにしても、あっさりな……。

映画作りに関しても、演じる事に関しても、

なんか簡単だな~って感じましたし。

 

でも、キャラ達は可愛くてイイ感じではありました。

神楽坂さんは、ちょっと中学生の時は可愛すぎってか、

幼い印象が強かったですね。

中3のようですが、時々小学校高学年のように

見える事もあって、あまり萌えれませんでした。

声はマエヌで、ステキだったんだけど、それだけに

幼い容貌とちょっと違和感……。

青年編になって、やっとシックリした感じでした。

でも、青年編になっても、あまり恋愛的な進展は

無かった感じですねぇ。

最後のハッピーエンドはお決りな感じでしたが。。。

 

今時の十代若者とは思えないような、

ウブ~~~な感じの、青春ストーリーですね♪

気負いなく、楽~に楽しめる感じです。