クランク・イン 1.神楽坂悠真
中学編
青年編
cv:前野智昭
主人公は、ごく普通の中学生。
ある日、手違いで映画のオーディションにエントリーされてしまい審査の舞台に立つが、緊張で、思わずその場から逃げ出してしまう。
そんな彼女を、オーディションの様子を見ていた少年たちが「自分たちの映画に出てほしい」と、彼女をスカウト。
彼らが通うのは、ごく普通の公立中学で、映画に対して熱い情熱を
持つ、「緑ヶ島中学」と、有名なエリート校で、映画コンクールでも
常勝校の「聖エドワード学園」。
と言うことで、映画作りに熱心な少年たちと少女の
青春ラブストーリーな作品でした。
このゲーム、発売前はちょっと興味が薄かったです。
何故なら、登場人物たちが中学生だったから。
絵も、その通りな感じで幼いし、年寄りな自分としては、
いくらなんでも中学生は無理だろうなぁ……と思ったので。
ただ、暗いゲームが続いていたので、この辺で
明るく楽しそうなゲームをやりたいな、と思っていたので、
お勧めもあって、珍しくのDL購入。
初回は悩んだ末、筆頭攻略キャラらしい、神楽坂さんで。
まず、最初ちょっとビックリしたのがテキスト文字の小ささ。
小さすぎ~~~。
少し前に、無双☆スターズで小さくて文句言った記憶がありますが、
それに匹敵するほどの小ささ。
対象が若い人であっても、これは小さすぎないですか?
非常に見にくかったです。
喋ってくれる人たちはまだしも、声無しのテキストで
読むのが辛かったです。目が悪いので…...(-_-;)
今時の文庫本でも、ここまで小さく無いでしょう。
辞書並みか?
絵はそれなりに綺麗で、ヒロインは可愛かったです。
目ぱち口ぱちは無いけれど、デフォ呼びはアリ。
ボタンの操作性は使いづらかったです。
プチレーヴさんですが、オトメイトに慣れ過ぎてるのもあって、
戸惑いました。クイックセーブやスキップのボタンが。
攻略も、少し面倒でしたね。
分岐選択できる場所とか用意されてるものの、
好感度等の設定ができるわけではないので、
役に立ちませんでした。
テキストのタイプミスも若干アリ。
今回、お話しが中学編と青年編となっていて、
条件をクリアしないと青年編へ進めません。
好感度も普通の好感度とは違っていて、
映画って事もあってか、好感度の他に女優度もあり、
全部回収するのが、少々面倒でした。
ストーリーは、あっさりしてました。
中学編の比重が大きくて、こちらが9章で、
青年編は5章まで。
中学編では、コンクールでの優勝を目指して
みんなで映画を作るお話しで、恋愛度は薄かった。
ただ、一つの目標に向かってみんなで頑張る姿は、
青春してるな~って感じで楽しかったです。
ただ、話の運びはあっさりし過ぎな感じでした。
神楽坂さんは、家業の事で悩みがあって葛藤するのですが、
真っすぐで情熱的な熱血漢のタイプの割に
一人で抱え込んでしまう性格のようで、
その辺が、ちょっとジレったかったですね。
結局、一人で悩み、一人で乗り越えてしまった感。
勿論、ヒロインちゃんも多少の応援はあったけど、
結局、なんか勝手に進んでしまってて事後報告的な?
あまり深刻でドロドロになるのは嫌ですが、
それにしても、あっさりな……。
映画作りに関しても、演じる事に関しても、
なんか簡単だな~って感じましたし。
でも、キャラ達は可愛くてイイ感じではありました。
神楽坂さんは、ちょっと中学生の時は可愛すぎってか、
幼い印象が強かったですね。
中3のようですが、時々小学校高学年のように
見える事もあって、あまり萌えれませんでした。
声はマエヌで、ステキだったんだけど、それだけに
幼い容貌とちょっと違和感……。
青年編になって、やっとシックリした感じでした。
でも、青年編になっても、あまり恋愛的な進展は
無かった感じですねぇ。
最後のハッピーエンドはお決りな感じでしたが。。。
今時の十代若者とは思えないような、
ウブ~~~な感じの、青春ストーリーですね♪
気負いなく、楽~に楽しめる感じです。