narico555のブログ

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ふるえ、ゆらゆらと 下弦の章

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http://asring.1000.tv/huruyura/

 

『上弦の章』のつづき……。

 

始まりは『上弦……』と同じで最初からだったので、

ちょっと面倒くさかったですね。

時間が少し経っているとは言っても、
PC上に『上……』がインストしてある場合は、
序章はスキップできるとか、してくれれば良いのに……

と、思いました。案外、長いなと思っただけに。

 

まずは、ざっくりした感想を述べますと、『下弦……』の

3人は、『上……』の3人よりも、短めだな、と感じました。

『上……』で目立っていた、誤字脱字などは、今回は

見られず。 また、前回、全体的に冗長だなと強く感じたのが、

今回は、あまり感じられなかった、、と言う点からすると、

少しスッキリした分、短めになったのかな?と

思わなくもないかな。。。

とは言え。

やっぱり、ちょっと期待外れな結果に終わったな~と思います。

 

個別に内容の感想を。(プレイ順)

 

f:id:narico555:20170803153729j:plain 藤原保輔 /cv:深川緑

藤原保昌の弟で、貴族でありながら盗賊をやっている。
 
まず、トータルな長さが短かかった。
「上」では、満月の日に帰れる状況に全くなくて
次の満月まで延期したので、約2か月だったのに、
ここでは、最初の満月までだったので、期間が半分……。
それもあってか、全体の所要時間も少なかった。
「上」では、盗賊として散々な保輔だっただけに、
本人ルートでは、どう描かれるのかと思っていたけど、
予想ほど酷く無かったと言うか。
いや、酷いヤツではあるのだけれど、ブラコンぶりが
一層目立つと言うか、何かにつけて兄の為。
中宮に金で雇われてるとは言え、言いなり状態で、
そうせざるを得ない理由は、兄の為……。
とにかく、彼の行動の全ては兄の為。
と言っても、兄に命令されたり頼まれたりしている訳じゃない。
結果的に兄に迷惑をかける事となって、身を滅ぼすのだけど、
中宮の言いなりになっていた事情ってのが、
なんかショボかった。
「上」で兄の保昌をやっていれば、ここの兄弟の
お家事情が分かっているわけだけれど、それにしても、
説得力が薄い気がしてならなかった。
そしてヒロイン……。
相変わらずの不幸体質。もうこれは基本設定だから
仕方ないけれど、この女性は、反面教師タイプかもね。
自ら破滅していく典型的なタイプだと思う。
晴明からだけでなく、保輔や土蜘蛛の人間からも
莫迦」「莫迦」言われっぱなし。
こっちも見てて「莫迦だ」と限りない程、思いました。
特に、このルートでの莫迦っぷりは半端ないと思う。
人と関わるのがものすごーーく苦手な筈なのに、
幾ら変わりたい願望があるにせよ、いきなり変わり過ぎ。
驚くほどの、向こう見ずっぷりの、おせっかいぶりには
ほとほと呆れるばかりでした。
なので、全く共感できず、イライラして、
好感を持てないどころか、正直、嫌悪するくらい……。
「上」の時から、ほんと、イヤなヒロインでしたが、
ここに来て、一層、増しました。
なんなんでしょ。
このゲームの狙いって何?
保輔自身は、強がってるだたのヘタレ男で、
魅力は全く感じられませんでした。
性描写も陳腐でした。
 

f:id:narico555:20170803154238j:plain 早浪 /cv:あさぎ夕

東宮で、かぐやを狙っている中宮の息子。

保輔よりは長めでしたね。
エンディングも、保輔は3つに対し、早浪は4つでした。
自分的には、どのエンディングも好きじゃないです。
3つはバッドなので、それが嫌なのは「上」の時と
同じですが、唯一のベストと言えるエンディングも、
なんかイマイチで納得のいくものでは無かったですね。
「上」を既にやっている事を前提として語りますが、
「上」をやっていれば、必然的に、この人とは
異母兄妹である事が分かります。
時代は平安時代ですから、同母でなければ
一応アリなカップリング。。。。
それでも、さすがに古代よりは好まれる関係でも
ありませんでしたけども。
こんなの、通い婚で多妻が当たり前の貴族の中だけの
話のようなものですが。
でもまぁ、ゲームなので、そのくらいは別に
いいでしょ、アリでしょと思ってました。
ところが、ヒロインのかぐやは、そうじゃなかった。
まっ、それはそれで、また構わないのだけれど、
どこまでも、いつまでも拒絶しながらも、
その行動には共感できない。
ものすごーく罪悪感を感じてるのに、キッパリした
行動をとらない。相手を心配して余計な行動ばかり。
アンタのその行動が、全てを不味くさせてるんでしょ、
って思うばかりの展開で、このルートも非常に
胸糞悪いばっかりでした。
よく知りもしない、分からないのに、首つっこんで
事態を悪くするばかりで、自分のせいだ、と思いながらも、
まだ同じような事を繰り返してドンドン、ドツボに
はまっていく……。
こうやって書いてると、保輔の時と同じですね。
結局、どのルートでも、同じような行動と展開で
同じように酷い目に合わされて不幸になっていく。。
ただ、相手が変わっただけ。。。
そういうゲームだと、改めて思わされたルートでした。
それからこのルートでは、早浪の両親である今上帝と中宮
酷さが一層ハッキリと描かれていましたが、
特に、これまで出番の少なかった今上帝の、
かぐやへの執着の異常さは、凄かったです。
気持ち悪いほど。そのまま受け入れたら、それこそ
近親相姦しそうな勢いが感じられる程でした。
だって、最愛の人と瓜二つって事での執着なんだもん。
行き着く先は推して知るべしと言えそうでした。
早浪に関しては、同情しましたね。
両親のせいで、凄まじい程の女嫌いとなっていて、
そんな中で、かぐやに気持ちが寄って行って、
妹と知って更に気持ちが増した感じで。
でも、妹と知って、かぐやは逆に引いていく……。
受け入れられないなら、さっさと帰りゃぁいいのに。
ほんと、酷でしたね。
なので、バッド3つでは、精神的に受け入れられないまま、
相手に縛り付けられるような終わり方で、パターンが
ちょっと違うだけで内容的には同じ感じで
面白みがなく、また、エグい、汚らしい性描写が
長くて嫌でした。
そしてベストは、結局、帰る事になったのに
後ろ髪惹かれて、残って受け入れる訳だけど、
受け入れ方も、ある意味現実逃避っぽくて、
なんだかな……。
本当に、心からの愛ってものが感じられなくて、
誤魔化されたような気がします。
子供できたら、呪うようになるんじゃないの?って
思っちゃいました。
 

f:id:narico555:20170803154729j:plain 安倍晴明 /cv:四ツ谷サイダー

平安時代陰陽師。既に100歳に近いのに、なぜか子供の姿。

やっとの出番と言いますか、これで全部が分かるんだろう、

と期待していたのですが、結果から言うにガッカリでした。

かぐやの色々な経緯は「上」での空也のルートで

大体は明かされてはいますが、それでも、かぐやが

現代へ飛ばされた当時のドラマ的な部分は、まだ不透明さが

残っているし、そもそも、この人の心情的なものが

よく分からなかっただけに、知りたい気持ちが強かったです。

他の人のルートでは、彼女が自らの意思で選択できるように

なる事と、その幸せを何より願っているってスタンスで、

そう言っている割には、彼女は散々な目に遭っていて、

なんだか理解に苦しんだんですよね。

一体、この人、何考えてるの?本当の狙いは何?って。。

で、この本人ルート。

これまでどこか本人任せな態度だったのに、何故か

凄い執着を見せてきて。。。

竹取物語』をモチーフにしたゲームだけに、

このルートでは、その色が顕著になったので、

やっぱり、このルートが本命なんだと思います。

エンディングも、まさに、って感じでしたし。

でも、結局、晴明の気持ちって、イマイチよく理解できませんでした。

妖のさが、とか言って、その執着は妖だからなのか?

生まれた時から自分のもの、って何度も言ってるし、

彼女の母と約束しただの……、その辺のドラマが

描かれてないから、晴明の「気持ち」が、やっぱり

よく分からなくって。

エンディングはベストとバッドで2つ。

思いのほか、少ない。。。でもベストは、この物語の

本当の締めって感じではありました。

なのに、攻略制限、かかってなかったですね。

共通終えた所で、誰のルートへ行くか選択できるのですが、

3人、誰でも好きに選べる状況でしたし。

このルートでの性描写もイマイチでしたねー。

そもそも、子供の姿なのに、できるんだ~って、

ふと、思っちゃいました……(;^_^A。

そのせいなのか、この人だけ、寝衣を着崩した程度の絵でした。

子供姿ですが、見た目、何歳くらいなんでしょうねぇ?

背丈はかぐやと同じくらいな感じだから、それほど子供でもないのか?

でも、姿は子供でも、声は大人……しかも、年齢いってる感じで、

ちょっとだけ違和感。まぁ、サイダーさんの、男~な声が好きなので

いいんですけどね。

 

と言う訳で、正直ちょっと消化不良ぎみ。

何て言うか、ちょっとホラーか?って思うくらい、

エグさ、不幸さが前面に押し出された内容だったと思います。

上下合わせて6人の攻略でしたが、晴明を除いては、

判を押したような同じようなストーリー展開で、

面白みに欠けていたと思います。

それと、ヒロインには全く共感できず。

思考や行動がバカ過ぎて。

これじゃぁ、どこにいても幸せにはなれないでしょう。

そういうのを教えてくれるゲームだったのかなぁ~?

でも、やっていてちっとも面白くない。

イライラしっぱなしでした。

それに、流されるように強引に体を奪われて、

散々感じさせられてから相手を好きになっていくような

パターンだったのも、胸糞悪かったと言うか。

こういう、どんどん流されて不幸になっていく女性の

メロドラマが好きな人には、向いているのかもしれませんが、

自分的には、ダメでした。

 

個々のキャラとしては、魅力を感じる部分も

ありましたけど、内容がね……。

源頼光さんは、キャラとしては良かったです。

この人、いいキャラでした。

早浪も、基本的には高潔で、好きでした。

空也も割と良かったです。

どの人も内容に難アリでしたが、基本キャラ的には

いい感じだったんですよね。

そんな中で、藤原の保昌、保輔の兄弟は嫌いです。

特に兄の保昌。。段々、その声としゃべりを聞いてるだけで

神経が逆撫でされるくらいの嫌悪感が増してしまい、

この「下」では、彼のダークサイドは見せられませんでしたが、

それでも出てくると不愉快な気分に。。。

 

というわけで、世界観とか基本設定とかは良いと

思うのですが、シナリオ的にはダメでしたね。。。

ドロドロ好き、、、虐められるヒロインを見るのが好き、、

SM系が好み、、、って方は、楽しめるかもしれません。

評価としては。 2.5 / 5 ……。 「上」より下がりましたね。

最後のエンディングに多少希望が感じられたのが、救いでしょうか。

でも、陳腐だな~って思いましたけど……(;^_^A