空蝉の廻 1.魂宮魁
cv:谷山紀章
鬼の長。人間のことを心から憎んでいる。
自他共に厳しいが、仲間想いでもある。
時代は江戸時代。
本土から海を隔てた孤島・冥島。
そこには「死の国」に繋がる二つの門があった。
鬼が管理する湖巌門と、人が管理する灯巌門。
過去からの因縁で憎み合う二つの種族だったが、
何とかこれまでは無事にやってこれていた。
だが、その門に異常が現れ、妖魔が次々と現れるように。
問題を解決すべく、祈女である主人公・天音は
鬼の長である魂宮魁に会いに鬼の村へ出かける……。
また、鬼と人間の対立物語かぁ…………、、、と思いつつも、
キャラボに惹かれて、購入しちゃいました(;^_^A
和ものは割と好きでもあるので。。。吸血が無かったのは
何よりでした。正直、吸血は飽きている…………(-_-;)
まずは、メインと思われる、鬼の長、から行ってみました。
周囲を見渡しても、まずはこの人が妥当そうに思ったので。
だけど、最近、悩むし、疑問にも感じます。この順番が。
やり終えて思うのですが、色々な謎が、当然ながら殆ど
解決しませんでした。
祈女と鬼の長。
どちらも、種族の代表みたいなものだし、
双方の初代が協力して作った、二つの門なわけで。
なので、その門についての解決は、矢張り、この二人の
ルートで見せるもんじゃないのかなぁ……って思うんですよね。
そうすると、初回で選べる相手じゃなくなる筈だし、
この人が最後で、全て解決!ってなってくれた方が、
私は嬉しいなあ~って思いました。
さて。それで魁、自身ですが。
全体としての印象は、薄味だったかな。
第一印象は、凄く癖が強いのかな?って思ったのですが、
全然そんな事はなく、長らしく、まともでした。
ただ、分かりにくい面も多々ありました。
物語をスンナリ行かせない為とは言え、
天音を除いた、鬼サイド、人サイドの双方が
やけに感情に支配され過ぎてる印象。
民は仕方ないとは言え、長老である天音の祖母とか、
ちょっと理解できませんでしたね。
それと、祈女の天音に対する認識が、鬼、人、双方とも
甘すぎると言うか、おかしいデショ。
この人がいなかったら、妖魔を退治できなくなるわけで、
そしたら、鬼だって人だって、全滅しちゃうって
子供でも分かりそうな理屈だと思うのに、
彼女に対する態度とかが、信じられなかったですね。
そんな中で、天音だけが、謙虚と言うか、人と鬼の
双方への思いやりがあって、そんな天音と接するうちに
魁も変化していくのですが、恋愛感情への発展の様が
急激に思えました。
信用するようになって、なんだか良い雰囲気に
なったのまでは良かった。
だけど、そこから急転直下な恋愛行動には、
ちょっとビックリでした。
何て言うか、気持ちが通い合ったかな~って思った所から、
話はまるで駆け足の如く進んで行って、
あっと言う間にエンディング。。。。
全体的に、短かったと思います。
所要時間、大したこと無かったです。
鬼と人との争いとかの確執も、目先の感情だけに
とらわれている感じで、事態の深刻さがまるでない。
鎮宮家と魂宮家だけしか、非常時状態だと認識していないのか?
かなり、差し迫った状況であるにも関わらず、
互いに協力する決断を「近いうちに」とか言って、
なかなか決断しないのも、はぁ???だったし。
人間には妖魔を退治する力は無いのに、従者である泰臣が
「命に代えてもお守りします」とか、、無理だろ!って。
ツッコミどころが満載でした。
恋愛モードでの魁は、最初のぶっきら棒とは
打って変わって、とても萌えキュンではありましたが、
立ち位置、見た目、声優さんから連想されるキャラより
平凡だったかな~?って思いますね。
もう少し、強烈なキャラなのかと予想してたのですが……(;^ω^)
始まった最初の方では、興味深くやれたのですが、
結局、なんだかサラ~っとしてたな~と。
まぁ、初回はこんなものでしょうか?
ところで、それとは別に、途中、最初のミニゲームに
入る少し前で、突然、アプリケーションエラーが発生。。
途中でセーブしていたから良かったものの、そうでなかったら
頭からやり直しになっている所でした。
これ、困っちゃいますね。
その後、一度も無かったので良かったですが、
他ルートでも、また発生しやしないかビクビクです。
他の方でも聞いているので、何かあるなら早く修正バッチ、
出して欲しいところです。