narico555のブログ

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ロミオvsジュリエット(PSP) 2.ロレンス=グロブス

f:id:narico555:20170723210149p:plain cv:羽多野渉

 

ヴァンパイアに対抗するハンターが属する教会の幹部。

凄腕のハンターであり、ジュリエットの師匠でもある。

 

羽多野さんが、いつもの羽多野さんぽくない、

超低い声で、なかなか渋い役柄でした。

この声音に、落ち着いた、とっても強い先生キャラ、

ステキだな~って思うし、好みのタイプではあるのですが、

マキューシオの直後ってのが、いけなかったか、

なんだか地味~で物足りない印象となってしまいました。。。。

 

平民でありながら、実力ゆえに大公の信頼も厚く、

過去の辛い出来事もあって、仕事に生涯を捧げているような

お方でした。

なので、ジュリエットが尊敬から異性愛へと感情が

シフトしていく中で、ロレンスの態度は殆ど一貫して

上司的、教師的なままなので、かなり後半まで

ジュリエットの片思い状況が続きました。

マキューシオが殆どずっと甘かっただけに、

なんとも糖度の低い、萌えどころが掴みにくい

ルートだったと思います。

 

ジュリエットの事を大切に思っているのは

分かるのですが、あくまでも仕事上、立場上って

スタンスを崩さないし、態度や行動だって、

それを逸脱してこないので、本心が読めないし、

最終的に結ばれはしたものの、一体、いつ頃

彼女を異性として好きになったのか?

その辺、非常に分かりにくかったです。

本人自身すらも、分かってないみたいでしたね。。

本人が気づかずとも、きっと好きだろうと、

こちら側で推測できたりするものですが、

それも難しかった内容だったかと……。

 

ヴァンパイアと人間の融和政策が発表されてから

治安が乱れてきて、きな臭くなり、

ロレンスの過去絡みや黒幕の件など、内容的には

興味をそそるものの、恋愛的な面ではジュリエットの方から

気持ちを伝えても拒否られ続けるし、ロミオやマキューシオは

かなり後半まで出てこないしで、なんか淡々と

進んでいったような感じでしたね。

 

エンディングも、糖度低めでしたし……。

全体的に重めだったような。。。

すっきり感に欠けて、物足りなさが残ったように思います。