死神稼業~怪談ロマンス~(PSP) 2.織瀬秋人
cv:小杉十郎太
雨水と同じ菊塵社の死神。
土蜘蛛の系統で、蜘蛛の糸を使った攻撃が得意。
他人に嫌がらせをするのが好きな、厄介な性格。
ヒロイン・澄の育ての親である黒門蓮司とは
高校時代の同級生で、彼に対抗意識を燃やしている。
この人、顔は良いのに性格に難があって、嫌~な男でした。
何くれとなく、澄の前に登場しては、強引と言うか、
殆ど無理やりに付きまとっては口説き文句のような
セリフを吐き、ちょっかいを出してくる……。
そんな織瀬とのやり取りは、前半のうちは
まだ面白く見れたのですが、中盤辺りから、
段々エスカレートしてきて、それってもう性犯罪じゃないの?
って思うような内容になってきて、正直、自分は嫌でした。
殆ど脅しのような口車や挑発に乗らされて、律儀に
約束を守って相手の言いなりになってしまってる澄には
イライラしたし、結局、流されるように相手に翻弄され、
恋愛感情を抱いてしまう過程も、全く共感できず……。
なので、萌えキュンどころか、不快でした。
それに、声がね…。
攻略キャラとしての小杉さんは、好みじゃないです。
特にこのキャラでは、オジサンと言うほどの年齢でもないのに、
オジサンっぽくて。……それは蓮司にも言えるのですが。。。(-_-;)
両者合意の上、もしくは、内心では好きな感情があるのなら、
美味しいシーンだったのかもしれないですが、
まだ、そういう段階ではなく、嫌がっているのに、
これは無いよな~って……。
なので、後半、相手を好きになってからも、
そこまでの相手の行為が不愉快極まりなかったので、
どのエンドも、自分的には乗れませんでした。
基本的なキャラとしては、こういう人、嫌いじゃないので、
だから前半は楽しめたんですけどね。
傷を付けて、そこにキスするとかって所から、
嫌になってきてしまいました。
それに、蓮司に対する対抗心と嫌がらせが
目的なんだろうって、早い段階で分かったから余計。
ヒロインは鈍すぎだと思う。
一度も勝った事、無さそうなくらいに織瀬には
負けてばっかりなのに、挑発に乗って賭けに乗ってしまうのは、
愚か過ぎる行為と思うばかりでした。
強いって触れ込みだけど、どこが?って思うばかりでしたね…。