蝶の毒 華の鎖 ~大正艶恋異聞~ 6.真島芳樹
野宮家の使用人。25歳。
温和で植物の手入れをしている、優しい青年。。。
まず、この人も、25歳に見えませんでしたねぇ。。
この人の場合は、見た目が若い。
兄の瑞人が22歳で、この人の方が年上って、
逆じゃないの?って感じでした。
それだけに、闇の仕事で偉い人なのが全然、
ピンと来ないのですが、それでも、優男から
冷酷な男への豹変ぶりは、さすが大石さん。良かったです。
この人の過去のいきさつは、前回のノーマルで大体
明かされましたが、本人ルートでは、更に詳細が描かれました。
とは言っても、やっぱり全体的に短くて、
あっさりした内容のように思えました。
エンディングもね。数種類ありましたが、
ベストエンドと言って良いのか、真島の百合子への想いとか
葛藤とか、その辺の描きが薄くって、いまひとつに感じました。
この人の本心、結局、図りかねたと言うか、
分かりにくかったです。
憎しみと愛情の両方を百合子に対して持っていたようですが、
他の人のルートも含めて、憎しみの方が遥かに強い印象で、
それを払拭する程の強い愛情は、本人ルートの中でも
感じることができませんでした。
何ていうか、ちょっと簡単すぎるように思えるんですよね。
攻略制限が掛かってるし、最大のネックな人物なだけに、
すっごくドロドロしてて、もっと深いのかなぁ~って
思ってたので、そうでもなかったのが、ちょっと肩透かし。
でも、大石さんの演技が絶妙なのもあって、
所々、萌えました。
ちょっと掴み所が無い、二面性のあるキャラは、
なかなか予測がつきにくくて、ドキドキさせてくれました。