三国恋戦記~オトメの兵法!~新装版 10.子龍
cv:石田彰
玄徳に仕える、忠誠心の厚い若き猛将。
すっごく生真面目で、玄徳様一筋。
主人の言う事を忠実に守り、そこに自身の感情は
無いがごとくで、まるでロボットのような……。
そんな彼が、主人に命じられて花を守る事に徹して、
彼女のそばで過ごすうちに、徐々に惹かれていってるんだろうけど、
本人は全く自覚なし。
何かというと「守るのが仕事ですので」って。
それを聞いてる花ちゃんは、守ってくれるのも仕事で、
彼自身の意志ではないと、寂しい気持ちに……。
こんな二人なので、最後まで焦れったかったルートでした。
それでもねぇ。
子龍ってば自覚は無いけど、花への想いはしっかりと
伝わってくるんですよね~。
「仕事」と口にするのだって、常にそばに居たいが為の
口実になってるような雰囲気になってきて、
見てていじらしくて、可愛くて、面白かったです♪
それに、ひたすらに守ってくれるので、すっごく
大事にしてくれて、まるでお姫様のような扱いなので、
その辺は、とっても胸キュンでした。
そして、最後は自らの意志で、彼女に命を捧げる事を
主張して、なかなか感動的。。。。
いつもと違うテロップ出て来たりなんかしたし、
憎い演出だったと思います。
それにしてもニブちん過ぎて、周囲から色々と
けしかけられる始末。
孔明も、わざとちょっかい出すしね。
花も、任務第一の子龍に遠慮してる面もあってか、
後日談でも、焦らしてくれましたね。
不器用なお子様な二人の命を懸けた恋の行方、
十分楽しませてもらいました。
ただ後日談で、声の彰くん、なんか声が変でした。
収録時に風邪でもひいてたのかな。
鼻声なのか、本編よりも低くって、まるで別人のよう。
ちょっとテンション上がるシーンで声が高めになった時だけ、
あ、やっぱアキラくんだ……って分かるんだけど、
正直残念でした。だって、恋人同士としてのセリフ、
いつもの声で聴きたかったので。
次を期待します……。