三国恋戦記~オトメの兵法!~新装版 8.文若
cv:竹本英史
孟徳軍の文官で、孟徳の補佐。
生真面目で潔癖症で、いつも渋い表情。
早い時期から孟徳に仕えているけれど、
王位簒奪の傾向がある孟徳と違って、
あくまでも漢皇室を支える立場の信念を持っている為、
その事で孟徳と衝突してるんだけど、
典型的な役人タイプで、融通が利かないタイプの為、
最初の頃は、花は疑われてばかりでした。
このルートも、サイドストーリー的で短かったですが、
生真面目過ぎる為に、ちょっとネガティブで
暗さが漂うお話でしたね。
でも、こういう人に、ポジティブな花はお似合いでしょう。
良い感じの取り合わせだったと思います。
やたらと理屈っぽい所も、なんか面白かったです。
一見冷たそうですが、理にかなわない事が嫌いな為、
案外、正義感が強くて、優しさを兼ね備えてるのが
バランス取れてて、ステキでしたね。
竹本さんの声音も、最初の方は硬いのに、
段々柔らかくなってきて、心境の変化が感じられて
心が温まる心地にさせてくれました。
それとは別に、なんか良かったなぁ~って思ったのが
孟徳でしょうか……。
孟徳ルートでは、花と二人のシーンが多くて
優しいばっかりでしたが、ここでは、文若とのやり取りとか、
声音が低くて、王者ならではの冷酷さがよく伝わってきました。
それで、花に話しかける時には、声のトーンが高くなって
優しい感じに変わるんですよね。
その変化が如実に出てる所が面白かったですし、
冷酷さを湛えた王者らしさに魅力を感じました。
こういうシーン、本人ルートでも欲しかったと
改めて思っちゃいました。
そんな文若さん。
生真面目すぎる為に、ちょっと物足りませ~ん、
ラブ的な面で……アハハ(;^_^A