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黄昏時~怪談ロマンス~(PSP) 7.式部密 &総括

f:id:narico555:20170525174331p:plain cv:緑川光

 

全ての元凶とも言える存在ですね。

今回は、前作のベストエンド後からの始まりでした。

遠野や和泉はベストエンド後では無かったから、

この、大変問題のある微妙なお人は、どうなんだろう?

と思いましたが、とりあえずはベストエンド後って事で。

まぁ、真相エンド後だったら、ある意味、目も当てられないと

言うか、さぞや辛いルートとなるでしょうからね。

そうでなくて良かったと思いつつも、何も知らずに

密と恋人同士でいるってのも、知っているこちら側からすれば

ちょっと複雑な気分でした。

 

それでも、今回は順番を最後にして良かったと思います。

元々、緑川さんか鳥さんをラストに持ってきたかったですし。

プレイ順としては、今回はまずまずの選択だったかな、と。

しょっぱなの遠野のガッカリ度は残念ではありましたが。

 

それで、密ですが。

密の仄暗い情念とか執着ぶりとか、そういうのが

各ルートでも発揮されていた為、どのルートをやっても

毎回それを見せつけられるわけで。

それを見る度に、密の深い深い、静への屈折した

想いがヒシヒシと伝わってくるんですよね。

段々と哀れな気持ちになってきて、終いには

同情しちゃうっていうか。

彼のしたことを想えば、静が彼に抱く気持ちも

当然なんだけど、それでも、密は元々は死神の家系。

そして妖怪だけに、人間の価値観とは大きく違うし、

人の持つ自然な摂理や常識や感情が理解できない。

彼自身からしてみれば、良かれと思ってやってる事で。

だから、単純に憎んだり嫌悪したりするのも、

どうなのかな~って気持ちに、段々なってきちゃいました。

 

それに何より、声が緑川さんだしね。

病んでる系、ほんとすっごく合っているというか

お上手ですよね~。

今回はベストエンド後って事もあり、甘いセリフも

多くって、あの声で囁かれる甘いセリフは、もう死にそうな程

萌えキュン♡でした……(*ノωノ)

そして、静が昔の記憶をいつ取り戻すか分からない、

いつ自分の元から離れてしまうか分からない危うさに

ずっとさらされている分、些細な事で不安になって

狂気を発揮する病的な所がまた、面白かったし、

せつなくもありました。

 

病的ではあるけれど、誰よりも静を必要としているのが、

なんだかとっても愛しくなってしまいました。。。。

 

さて。

続編と言う事でサブキャラが二人昇格し、攻略キャラが

増えましたが、その分、各人の長さは短めになりましたね。

それでも、まぁまぁのボリュームだったと思います。

そして、全員の全エンドを見ると、おまけのシーン回想の所に

「もうひとつの真相」ってタイトルのショートムービーが

観れるようになっています。

これもなかなか見ごたえがあって良かったです。

前作の真相エンドに近い感じですが、このシーンの

ラストからすると、結局、憎み切れずに愛して

しまってるんだろうなぁ~って思える感じでしたね。

前作でも、そんな予感を与えてくれる感じではありましたが。

 

システム的には、前作よりも処理速度があがり、

楽になったと思います。絵も綺麗になった印象。

設定も細かく変更できるのが有難かったです。

ただ、内容的には、若干不満が残りました。

個々の感想でも書きましたが、遠野と飛浦。

遠野はベストエンド後でお願いしたかった。

飛浦は、他のルートでも邪魔してくる嫌なポジションで、

悪意の塊としか思えないキャラだっただけに、

単独攻略ルートでも、あまり基本的に変化ないキャラぶりが

攻略する意欲を無くして、この人を攻略する意味が

あまり分かりませんでした。無くてよかったのにと

思うばかりです。

 

評価としては、★★★☆☆ 3 でしょうか。

前作はプラスアルファが付きましたが、今回は無しで。

前回より良い部分はあるものの、面白さ的には

正直な所前作を下回ってるかと……。

遠野の内容が別物で、飛浦ルートが無ければ、

前作と同じくらい、とは思うのですけれど。

まぁ、期待ほどでは無かったっていうのが全体の感想ですね。

 

細かい部分でちょこちょこと工夫されてて、

そういう所は良かったんですけどね……。

 

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