大正メビウスライン帝都備忘録
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PC版、R18のファンディスク。。。
Vita移植版が今夏発売予定となりましたが、待ちきれずに
こちらに手を出してしまいました。。。(*^^*ゞ
無印の方はVitaでプレイしたので、実際、PC版R18はどうなんでしょ?
と、著しい興味を抱きながらのFDって事で。
やっぱりちょっと濃厚でしたね。
自分的にはVitaのD仕様くらいが、ちょうど良かったように
思えたのでした。
BLは凄く好きなわけでもないのだな、と今更ながらに
気づいた次第..........(^_^;)
それはさて置き。
無印で人気の高かった伊勢兄弟が加わったので、
一番最初に、伊勢兄弟、やっちゃいました。
設定は、昭羽の御代。館林の元で軍人してる京一郎。
薫の命日ってことで.....。
なんか、凄かったです。。。
館林の元で軍人してるけど、館林とはただの上司と部下で、
馨とは同僚なんですよね。
ネタバレしちゃうので、あまり語れませんが、
自分的には、ちょっとハードでした。
話的には短めなのもあり、面白かったけれど、ラブシーンが
濃厚すぎて、私には刺激的過ぎました...アハハ(*^^*ゞ
次は時雨編.....
前回のお話のその後ではあるものの、対象によって
若干、時間のポジションが違うようでした。
ただ時代背景的には、実際の時代を模してるせいか、
大正末期から昭和初期の、激動の入り口の背景と近くって、
きな臭い社会背景で。
このお話では、京一郎は神社局に所属していて、
五本刀を守るような職務でした。
時雨とは、とても良い関係だな~って、このルートでは思いました。
互いに尊重し、協力しあっていて、良いパートナーな印象。
無印本編では、私は時雨はそれほど好みじゃなかったのだけれど、
ここでは、すべてが終わって見ると、一番良い相手のように思えます。
館林編.......
思いの外、熱かったです。しかも、初っ端から...////
京一郎は、帝大卒業後に軍人になり、少尉として
館林隊に入隊。馨と同僚になり、共に館林の為に
働いてます。
館林は、前よりも一層男らしくてステキでしたが、
自分的にはここでの京一郎はあまり好きじゃなかったです。
公的には「館林様」と呼んでるのは良いとして、
私的の場面では「開様」って、アレの時には益々
声が高い京一郎なので、まるで女の子みたいでチョット.....
それが好きな人、多いのかなぁ。
無印本編では、矢張り怨霊と戦うって面では、
女役でもそれなりに男子らしさもあって、その辺が
可愛くて良かったのだけど、今回は、怨霊との戦いは無いので、
京一郎がより女の子っぽくなった印象でした。
それが一番濃いと感じたのが、館林編なんですよね。
もう、尽くしまくりなんで、一層ですね。
館林の苦悩を支えるってポジション的には良いのですけども。。
千家編......
このルートだけ、まだ大正の御代。
千家は死なず、京一郎も彼の元で、二の腕として
死霊計画を推し進めてる、そんな二人のその後ですが。
なかなかスリリングで面白いお話でした。
そして、千家だけに、矢張り退廃的。
更に、とっても魅力的でした。
ただ、前回のお話で、かなりダメージを受けたせいか、
また京一郎が彼の代わりに憎まれ役をかってるせいか、
今回の伊織は、ちょっと大人しめな感じでした。
セリフもね。「ふっ」とか、ちょっと笑う程度のが多くて、
そこはちょっと物足りなかったかな~、大好きな四谷さんだけにwww
そして、ここでも京一郎は尽くしてる。
館林の時とは尽くし方は違うけれど、やっぱり僕って感じでしたねー。
とても屈折した二人の関係だけれど、捨てがたい。
ただ矢張り自分としては、京一郎には日の当たる場所で
生きて欲しいな~とも思うのですが。
最後、ミサキ編.....
唯一、まだ学生の京一郎ですね。
私は前作でも、ここでも、ミサキルートの京一郎が
一番、京一郎らしいって感じるのですが、ただの好みに
過ぎないのかなぁ。京一郎らしい初々しさが、
いつまでも残ってる感じがするのです。
肉体的に結ばれた後でもね。
でもって、まぁ、ミサキの過保護っぷりったら.....
どんだけ、京一郎に惚れてるの~?って感心しちゃう。
こんなに献身的な人って、ミサキだけですよね。
しかも、人間じゃないし...(^_^;)
そんなミサキが私は一番好きなので、とても楽しみにしていたのですが、
正直、とっても悲しかったです。
無印前作でも、悲しかったけれど、それでも将来性を
感じさせるものがありましたよね?
だから、ファンディスクだし、きっと、元に戻って、ムフフ(^m^)
なんて想像してたのですが。。。
とても切ない内容でした。
と言う訳で、全体的に、前作の雰囲気が踏襲された感じで、
全体的にちょっと退廃的なムードでした。
社会的に世界戦争へ突入していく気配が色濃くて、
それぞれの立場での問題を抱えた中での二人の物語。
それだけに、甘い雰囲気じゃなくって....
それを期待してると、肩すかしかもしれませんが、
この作品の世界観が何より好きで、甘い二人より
やっぱり退廃的な方が....と思ってる人には満足できるのかな、と思います。
自分的には、満足度は75%くらいかな~。
考えてみると、元々攻略対象、少なめですしね。
今回は双子がプラスされましたが、どのルートも短くて
1時間程度で終わってしまうので、矢張り少々物足りない。
その分をミニゲームで補足してるのでしょうか。
Vita移植版の方で、また若干追加があるようですが、
私はこれでもう、良いかな、と思っています。
ミニゲームの方は、まだやってないので、そのうちにやって、
面白かったら感想、あげるかもしれません。