遥かなる時空の中で3Ultimate 13.大団円&総括
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やっと、終わりました~~。
長い道のりでしたね。
攻略人数、12人と多い上に、ストーリー自体が長い。
おまけに、戦闘はRPG形式だから、レベル上げ作業は必須。。。
プラス、協力技を得る為に、仲間同士の絆アップで
更に戦闘の数が増え……。
基本的には、面白いゲームだと思います。
ストーリーも虚実を上手く合わせて、いい感じに仕上がってるし、
戦闘システムも結構、楽しいです。
ネオロマらしく、爽やかな恋愛というか、ラブシーンが
一切無いにも関わらず、ときめきをもたらしてくれていますし。
なので、総合的には良いゲームでした。
ただ長すぎる……。と言うか、ボリュームあり過ぎで
さすがに疲れました。
でもって、ちょっとだけ不満なのは、やはり絆システムかな~。
仲間同士の絆を高めて協力技を得るって設定は
良いと思うのですが、そのレベル上げがシビアと言うか
厳しいです。もう少し、絆レベル、上げやすくして欲しかったですね。
神子との絆上げの為に戦い、今度は仲間同士の為に…。
12人もいるわけですよ。でもって、出たり入ったりが
結構頻繁。それぞれの事情で抜ける人がいる為、
揃ったところで、ひたすら道を行きつ戻りつしながら
戦うのみ。。。同じ場所で。
これが辛かったです。同じことの繰り返しだと眠くなるし。
何度か寝落ちしちゃいましたよ(-_-;)
人数が多いので、この辺でバランスとって欲しかったけす。
今回は十六夜編もミックスされてるだけに、疲労度一層でした。
でもまぁ、その分、やりきった充足感みたいなものもありますけどね。
最近の乙女ゲームはすぐに終わってしまうものが多い中、
久々に長く拘束……と言うか楽しませてくれたゲームでした。
大団円、最後に持ってきて良かったです。
平和的解決って、なかなか難しい中で、どう決着つくのか?
なんか、大団円だけ後日談が無いのが残念ですね~。
あの後、どうなったんでしょう?
時空を行き来できる為に、回が進むほど、色々と割愛できて
便利ではありましたが、中盤は、ちょっと頭がこんがらがって
パニック起こしそうになりました。
いや~、訳が分からなくなってきちゃって……(;^_^A
共通ルートでも、他の人とのイベントを出さないと
いけなかったりする為、その辺で、ちょっと迷いましたね。
途中でリセットすると損するから、とりあえず章を終わらせて
また戻るのが、せっかちな自分にはイラついたりしましたが、
経験値稼ぎにはなるので、良しとしました。
遥かシリーズ、懐かしの『3』でしたが、
やっぱり、一番最初の方が好きかな~。
普段から歴史好きな為、和ものは結構、好きなのですが、
時代的に、この時代はあまり好みじゃないのです。
源平の合戦から鎌倉時代って、肌に合わず。
なんていうか、多分、源氏が好きじゃないのかと。
この時代だったら、平家の方が面白いと思うので。
義経は戦略には長けてるけど、それ以外は愚直で哀れだし、
頼朝は非情過ぎる上、所詮は関東武士団の傀儡に過ぎないし。
平家の方が個性的で魅力的な武将が多いかと……。
好きなのは奈良~平安中期と大正時代の為、
遥かシリーズでも、1と6が該当するせいか、魅力を感じます。
今回の『3』は、元々メインの攻略キャラに、あまり魅力が
感じられなかったのですが、やっぱり今回も、将臣や九郎より、
他のキャラの方が好きでした。
1.リズヴァーン
2.弁慶
3.ヒノエ
4.知盛
5.銀
6.敦盛
な感じかな。
ヒノエ以外は、屈折してますよね、みんな。。。
リズ先生は、無償の愛って感じがします。
真っすぐなタイプより、闇を抱えてる方が好みなのかも……(*^^*)
と言うわけで、とっても長くてボリュームのあるゲームなので、
じっくり時間をかけて楽しめます。
フルコンプを狙うと、相当きついですが、攻略のみなら、
もっと時間は短縮できるでしょう。
ただ、後半の敵が厳しくならないよう、それなりに
レベル上げは必要です。
その戦闘も、戦闘時にキャラ達が術に応じて色々言ってくれるので、
それも楽しいです。
星評価は ★★★★☆ 4.2~4.5 といったところでしょうか。
フルボイスって、やっぱり良いですね。
以前にも増して、いい想いをさせてもらったと思います。
できれば『1』も、移植して欲しいです~。。。