narico555のブログ

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花朧~戦国伝乱奇~ 5.織田信長

f:id:narico555:20170205183020j:plain cv 谷山紀章

 

やっと、ここまで辿りついた~~って感じでしたね。

 

声優さん的には、信玄が一番興味ありましたが、

ビジュアルキャラ的には、この人が一番興味ありました。

 

小説でもマンガでもゲームでも、もっとも題材として

扱われる回数が多い、歴史上の人物ですし、

ダークな魅力が満載のお方。

 

ただ、今回のお話でのダークさ、狂気さは、

最初の長政ルートで見せていたくらいで、

他のルートでは、普通と言うか、現実離れぶりは

あまりなく、歴史の流れを作る背景っぽい印象でした。

なので、本人ルートでは、長政ルートで見せた

魔蒼系の姿がどう描かれるのか、楽しみでした。

それと、市との関係も。

 

結論から言えば、まぁまぁ楽しめましたね。

冗長な印象ではありましたが、信長の孤独には同情しました。

特に前半は、市より信長に激しく共感したと言うか。

だって、市は、ほんとに甘いんだもん。

彼女が思う事は、なんか現代の視点的思考な印象で。

今なら正しい考えと思うけど、あの時代では、

あまりに現実を知らない理想論者としか思えず。

まぁ、そう作られてるから仕方ないのだけれど、、、。

そういうヒロインがいないと話が進まないのかもしれないけど、

いい加減、もう少し違った角度からアプローチするような

ヒロインを作り出して欲しいなぁ、と最近はよく思います。

 

現実見ずに自分の考えを押し通す、しつっこいヒロインには、

あまり共感できないので…。

攻略キャラが魅力的でも、プレイ中イライラすることが多くて

楽しみ半減するんですよね。。。

 

このルートでは、それでも市が、なんだかんだ言っても

信長の思うように使われてしまってるような状況だったのが、

これまた、なんとも言えず中途半端感。

喉に魚の骨が刺さっているような、取れたような、

どっちなのか分からなくて気になる感じとちょっと似て。

 

結局、市の目的って、なんだったの?って。

どうしたいのか、どうしたかったのか、段々わからなくなりました。

恋心を意識してからは、特に。

目的がすっかり変わってしまったように思います。

 

そもそも、全体的に、紆余曲折なストーリ運び。

他ルートをさらに上回る、信長の市への溺愛ぶり。

正直、そこが楽しみでもあったのに、黒に否定されたら豹変。

なんだかな~。

 

結局、可哀そうだったのは、信長でしょう。

信長ルート、信長が一番可哀そうでした。

愛エンドも常エンドも、あまりスッキリした感じしなくって。

 

可哀そうなばっかりで、萌えもキュンもあまり無く、

折角の、一番美しくて紀章さんの素敵な声だと言うのに、

そのうま味を堪能できなかったのが、残念です。

 

それでも、全体としては、楽しめはしたのですけどね。

重かったですが。

 

このルートで、1点、不謹慎ながら妙に笑えてしまったのが、

最後の方の、帰蝶と光秀のスチル……。

帰蝶さん、別人やん!!あまりのお美しさに仰天しました(;^_^A

 

それにしても、幸魂……、いいんでしょうか。行方知らずのままで。。