遥かなる時空の中で6 5.片霧秋兵
cv 岡本信彦
精鋭分隊副隊長。名家片霧家の一人息子……。
この人は、なかなか難しいポジションの人だと思います。
名家のお坊ちゃんで上品で、優しくて、王子様みたいな人だけど、
なんか言う事がいちいちキザで、どこまで本気なのか冗談なのか
非常に分かりにくい人で……。
前作の時は、プレイ前は期待度が高かったのですが、
やってみると理解し難く、また重い内容でもあって、
素直に萌えれないキャラだったのですが、
今回もそれに近かったです。
前作での父親の罪を自ら背負い、償う意識が強くって、
表面上は明るいけれど、実は結構、後ろ向きな印象。
でもって、後半はちょっと辛かった。
秋兵の最終章での動きは、本人ルート以外では
よく分からなかったので、その辺の事情が分かり、
なるほどね~と思うものの、一人で抱え込み過ぎで
せつなかったですね。
この秋兵のルートを一番最初にやっていたら、
かな~り気を揉んだことでしょう。
辛すぎる……(:_;)
前作でもそうだったけど、父親との件が深く影を射し過ぎてる。
でもやっと、これで解放されるのかな~。
それにしても、最初から好意的で糖度の高い言葉ばっかりの
秋兵さんなのですが、簡単に口にするものだから、
ちっとも有難味が感じられず……。
よくある上流階級同士の社交辞令の延長にしか聞え無くて、
萌えることも、キュンする事も無かったのは自分的には
残念だった~。
勿論、多いに萌えキュンする方々もいらっしゃるとは思いますが。
ステキであることには、変わりないから、気持ちの持ちようでしょうね。