遥かなる時空の中で6 幻燈ロンド 3.コハク
cv 阿部敦
鬼の一味の屋敷、ダリウス邸の居候。
憑闇を患っている為に怨霊と戦える力を持っている。
明るく人懐こい性格。
自身の生い立ちについて記憶喪失だったが、今は記憶を取り戻している。
前作で、憑闇になった人達はみんな元に戻っているのに、
なぜかコハクだけは、その身にアザと力を残したまま。
仲間達は、どうにかして元に戻る方法を探すけど、
見つかりそうになく……。
前作では、記憶喪失だったり、憑闇だったりと、
不幸な生い立ちで実験体だったこともあって、せつない悲しい
ストーリーとエンディングでもありましたが、
その辺は一応クリアしてるせいか、しめっぽさは全くありませんでしたね。
コハクは出会った当初から梓に好意を抱いていて、
それをストレートに伝えていたので、その延長線上で
恋心が募って来たといった感じの内容でした。
メインの話しは殆ど変わらない為、その中で、コハクとの
イベントをこなしていくわけなのですが、
梓の気持ちがコハクへシフトしていく過程は、いまひとつな印象。
今回は、ロマンスよりも帝都の危機を救う為のストーリーが
ほぼ中心な感じで、戦うのは面白いけど、ロマンスはイマイチかなぁ……。
コハクは本当にいい子……。
一応年上なのに、年上って感じがしないのは前作からだけれど、
いい子過ぎて、萌えれない……(×_×;)
でも、お話的には、本人ルートだけに、随分とコハクは
頑張って活躍してくれたと思います。
優しいコハクらしいエンディングでした。
有馬や虎とは全く違う結果だったのには驚きました。
ただ萌えキュン的には、物足りないルートでしたね……。