里見八犬伝~浜路姫之記(PSP) 3.犬田小文吾
cv 浪川大輔
まさに筋肉脳ってタイプのキャラ。
考えるより先に体が、って肉体派。
逞しくて力持ち。勿論、滅法強い。でも単純……。
そんな小文吾ルート。。。
他の人のルートでは、相変わらず、毛野にデレデレだけど、
ここでは、早い段階から、信乃に想いを寄せていく感じで。
思いこんだら一筋ってタイプなだけに、ひたすら
想いを寄せて来る為か、最初はその気が無かった信乃も、
小文吾の事が好きになっていくのだけれど、
最初の段階でキッパリと、全く何とも思って無いって感じで
断ってるのに、それから好きになるまでが、なんか簡単で
ちょっと拍子抜けでしたね。
前作での、二人で旅している間に気持ちが……て方が
面白かった。その時は、まだ信乃は男だと思われていたのもあって、
男相手に?って小文吾の葛藤とか楽しかったし。
今回は、もうただひたすらに、小文吾の方からの押せ押せで、
両想いになってからも、暑苦しいくらいの愛情表現でした。
でもって、信乃が、やたらと卑屈。
男装姿の自分を、すぐに卑下するし、何かとウジウジと
思い悩む姿が、ちょっと苛つきました。
能天気な小文吾とは対象的で、わざとそういう風に描いたのでしょうが、
その二人の形が何度も出てくるので、マンネリ感があり、
退屈だな~と…………。
面白いのは、他のメンバーとの絡みでのセリフの応酬場面ですね。
二人きりのシーンは、グチグチャベタベタで面白味に欠けるけれど、
他の人間が入ってくると、やたらと突っ込まれる二人の姿は
面白かったです。特に小文吾は単純なだけに、突っ込みどころが満載。
それに付き合わされる形でタジタジになり居たたまれない思いを
している信乃……の構図は、クスクスと笑えました。
強いし、大らかで頼れる男ではあるけれど、単細胞で
あまりに周囲の事を気にしなさ過ぎる小文吾が相手だと、
恥ずかしい事、この上ないよな~、と信乃に同情の気持ちが
湧いたルートでした~(^_^;)