narico555のブログ

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あやかしごはん~おおもりっ! 総括

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http://www.honeybee-cd.com/ayakashi_vita/index.html

 

2015年10月発売。初出はPC版で2013年。

 

何て言うか、サイトや宣伝から受けたイメージとは

 

ちょっと違ってて、戸惑いました。

 

サイトでの物語紹介では --

 

  あやかしと人間とおいしいごはんが登場する、

  心がほっこりするお話のはじまり、はじまり。

 

とあるので、のんびりホンワカ、ちょっとコメディタッチみたいな

 

つもりでいたのにね。。。予想外に重かった……。

 

だからといって、全てが重いわけじゃなく、確かに

 

美味しいご飯でほっこりする話しも組み込まれてはいるのですが。。。

 

まぁ、全部が終わってみると、何でもないような、温かい日常が

 

当たり前のように続いていく事が、どれだけ素晴らしいかって事を

 

再認識させてくれるストーリーだったのかな、と思います。

 

みんなでごはんを食べる幸せ……。

 

現代では、そういうのが減ってる感じですよね。

 

だからこそ、こういうテーマを持ってきたのかな、とは

 

思うのですが、もう少し、個々のルートに工夫が必要かな、、、と。

 

最後までやりきるモチベーションが湧いて来なくって……(^_^;)

 

それぞれのキャラは、それぞれに良かったんですけどね。

 

共通ルートがやっぱり長過ぎですね。

 

あやかしとの話しは良いのですが、ところどころ無駄なシーンが

 

多くて冗長的になってしまった気が。

 

お料理のシーンは、どうなんでしょう?

 

この件については、賛否両論あるのかな。

 

私は多過ぎ、くど過ぎに感じましたが。

 

それと、人間編とあやかし編とした構成。。。

 

面白い試みだったとは思うけど、自分的には、必要性が

 

あまり感じ無かったかも。。。

 

ヒロインのキャラが2つって、やってて少々混乱しました。

 

気持ち的に寄り添いにくかった。

 

 

一緒に住む事になった、あやかし達との、ドタバタほのぼの

 

ブコメディみたいな感じを連想してただけに、全くの肩すかしで。

 

それでも、内容的には悪くは無かったのですが、最初の少女編で、

 

なんか全然違うって打ちのめされた気分で、その後も、人間編が

 

最初だったから、暗~~いヒロインで、気持ちが全然乗って来ず。。。

 

謡も最初は、滅茶苦茶口が悪いしねぇ……www

 

でも、そんな謡が、全キャラ中で、一番好きですね(^_^;)

 

謡と詠の双子あってこその、あやかしごはん、って感じがします。

 

この二人は対象的で面白かった。

 

そして、猫又の蘇芳。。。

 

蘇芳は表現しがたい魅力があると言うか。

 

なんか、いいんですよね。不器用さが。

 

人間社会の事を、意外と知らない、擦れてない感じが。

 

それでいて、俺様なのが、可愛いと言うか。

 

オマケストーリーでは、もう、笑いながら見てました。

 

目つきの悪さがサイコーですね(^^)v

 

だけど、誰より萌えだったのが、攻略対象ではない、吟さんでした。

 

特に妖孤姿の吟さん、すっごく素敵だと思います。

 

声が緑川さんって事もあり、攻略でなかったのが残念でたまりません。

 

一番、可哀想なヒトであり、一番、いけないヒトでしたね……。

 

憐れ過ぎて……。

 

あとは、萌えではないけれど、吟の息子の綴は、ほんと可愛いし、

 

何より神さまがツボ。

 

ジジくさい声と喋りで、中身は確かにジーサンなのに、

 

なんて可愛らしいビジュアル♪ これぞまさに、ギャップ萌え?

 

いや、萌えまではしませんでしたが……アハハ(^_^;)

 

あやかし達も、それぞれに切なくて良かったので、

 

楽しめる材料ではあったんですよね。。。。

 

全部やって、謎が解明されるってパターンの物が増えてきましたが、

 

それならそれで、もう少し、謎解明への意欲が湧くような

 

個々のルート作りにして欲しいですねぇ。

 

今回は、謎があるのは分かってるけど、関心度を高める要素が

 

低かった気がします。 そんな訳で、

 

星つけると、★★★☆☆ 3つ、、かなぁ。。。

 

FDがPC版で(おかわり)出てますね。Vitaに移植されても、

 

購入しないと思います。個々のキャラは好きなんですけどねぇ。

 

長かった割に、全部終えても、達成感とか殆ど感じず……。

 

これは嬉しかった!と思えたのは、オマケの、キャラコメント。

 

本人のヴォイスで聴けて嬉しかったです。

 

ただ、彰クン、短~い(^_^;) あんまりお喋りでない性格のせいでしょうね。

 

それと、攻略でなかったから緑川さんのが無かった……(×_×;)

 

これは、結局のところ、吟が作った吟の望む世界だったわけだし、

 

吟が好き~~ってなるファンが多いだろうことも予想つくでしょうにねぇ。

 

ってか、移植時点で分かってるんだから、サービスしてくれても、ねぇ。。

 

まぁ、その分、オマケシナリオでは吟は長めでしたが。

 

 

そんなこのゲーム、色々と不満がありながらも、

 

それなりに楽しめたとは思います。

 

読書で言えば、かなり「斜め読み」した感がありますが(^_^;)

 

みんなのその後は、きっと幸せになるだろうと思うし、

 

FDおかわりっ!とまでは思わないので、これで

 

ごちそうさまでした。。。。。

 

 ですね(-||-) お手て、ぱっちん。