下天の華 with 夢灯り 愛蔵版 夢灯り2.森蘭丸
良かったです~、蘭丸♪
下天の方では、明智の姫として、距離はありながらも
姫と思っての態度だった訳ですが、
こちらでは、正体が知れてしまってるせいか、
忍びとしての彼女に不信の冷たい態度……。
分からないでもないけど、危険をおかして本能寺に
助けに駆け付けて、彼女のお陰で信長も自分も助かったような
ものなのに、どーしてそこまで不信なのか、少々、理解に苦しみました。
友好度、ゼロと言うよりマイナス……みたいな感じで。
ただ、親交が深まるにつれて変化していく蘭丸の様子は、
前回同様、面白かったですね。
生真面目、生一本、高い忠誠心……。
信長ルートで、信長をやたらと心配する、ほたるに対して
信長が、「蘭丸が二人いる」みたいに言っていたけれど、
本当に、よく似た二人なので、近づけば近づくほど、
逆に同志として、心が深く結ばれてゆき、やがて、
恋へと……って過程は、割と自然な感じでシックリきました。
蘭丸は真面目で純真で清々しい、気持ちの良い青年ですね。
男の子らしいし。
ひと房だけ長い前髪が、私にとってはウザくて好きじゃないのですが(^_^;)、
一生懸命で、武士らしい姿には惚れぼれします。
お互いに切磋琢磨し、高め合う、良いカップルでした。
若いっていいな~~って、思わせてくれました。(*^^*)