下天の華 with 夢灯り 愛蔵版 下天の華2.羽柴秀吉
陽気で明るくて、面白くて楽しくて、人たらしであり、
女たらしでもある、秀吉。
ノリは軽いし、どこまで本気なのか分からないけど、
とにかく、この人は最初からヒロインを口説きまくり。
優しい人でもあるけれど、口が上手過ぎるんだよねぇ。
でも、ほんと、ひっきりなしな感じで攻めまくってくるので、
なんだか、段々と情にほだされてしまうタイプでした。
憎めないんだよねぇ。
人を良い気持ちにさせるのが、ほんと上手い。
人情の厚さが感じられるので、人として信頼の置ける感じ。
自分的には、男性としては矢張り信長や光秀の方に惹かれるので、
信長ルートで、適当にあしらう感じがピッタリだったけど、
他にいい人がいなければ、間違いなく落される事でしょう……(^_^;)
ゲームのようにイケメンでなければ、まぁ、無理だけどねwww
ゲームの流れとしては、殆ど同じなので、大分、早送りしましたが、
他の人とのやり取りは、矢張り秀吉は面白いですね。
特に、まるで違う光秀とは、ボケとツッコミみたいで、いいコンビかも。
このルートでのヒロインは、なんか凄く真面目な性格なんですよね。
信長の時とはちょっと違う感じ。
お堅いと言うか。
いつの間にか惹かれている事に気付いても、何だかんだと理由づけして
素直になれないと言うか。
互いの心が寄り添った後でさえ、妙に生真面目でしたが、
はっちゃけてる秀吉とは、バランスがとれてる気もしました。
悪く無かったです。
農民出身だけに、誰に対しても親しみを持って接するから、
秀吉の周囲は明るくて温かい、まさにアットホームな雰囲気で、
そんな秀吉と結ばれたほたるとの、二人のやり取りも楽しかったです。
今回、追加された、罪の華エンドの方は、このルートは、
あまり良く分からなかった感じでしたね。
信長の方が、面白かったかな。
ただ、この罪の華エンドは、別に無くてもいいんじゃ~?と思います。
疑念度を高める為の選択をちょっとするだけで、あとは殆ど
ルート的に変わらないので、殆どスルー状態。ただ、エンディングの為だけに
進ませてる感でいっぱいなので、退屈極まりないです。
しかも、信長ルートは1周目だけに新鮮さもあって面白かったけど、
秀吉ルートになっても、ベースは信長ルートって感じだけに、
既に最初からスルーが結構、あるんですよね。
それだけに、ノーマルエンドと罪の華エンドになると、更にそれを上回る事になり。
金太郎飴度が強くなります。
移植につき、もう少し工夫されても良かった気が。
妙なエンドをつけるよりもね。。。
部分的に違うだけってのもねぇ。。