熱血異能部活譚 Trigger Kiss ６．昴大和 ＆総括

ｃｖ　野島健児

秋月高校３年、副主将。異能は加速。

異能部に正面から誘ってきた梓馬と違い、双葉を騙して異能部へ

引きこんだ、頭脳派と言うよりは、しょっぱなから腹黒～～って

感じのお方。。。とにかく、口が悪く、時に手も出る、怖い人で。

お馬鹿で行動派の梓馬を押さえる役目も担っていて、

本当に好対称と言うか、とにかく厳しくて。

顔は凄くいいんですよ。でも双葉も、「性格に難アリ」と

言ってる通り、根は良い人なんだろうけど、なんか意地悪と言うか、

いちいち面倒くさい人でした。

ノジケンさんの声は、凄く良かったです。

優しい役が多いノジケンさんですが、こういう役もいいですね。

いつも、梓馬とは違った意味で強気の大和だけど、このルートでは

過去の因縁と、梓馬の留守からの責任感とで、後半かなり荒れます。

そしてそれがまた、ほんと厄介で。

こういう人、リアルなら好きにならないかも～～～(^_^;)

カッコ良いけど、ほんとに性格に問題あるし、あまりに厳しくてムリかも。

双葉はそういう点で、めげずに突っ込むし、放っておかないし、

根性あるわ～～。。。

まぁ結局のところ、クールでしっかり者っぽい見た目に反し、

大和も結構、お子様でしたね。

しかも、イケてるけど奥手で免疫が無さ過ぎて、反応が面白い。

こういう反応を見ると、からかいたくなるのよね～、女心的に。

なので、エンド近くの展開は、面白かったし、楽しかった（＾＾）

最終戦終了後、梓馬と似たような展開になるのかな～？って

思ってたけど、双葉の反応が、えええ？でした。

大和、よく言った！って感心。

双葉のこの反応だと、うやむやで終わらせちゃうのかな？って

少し残念な気持ちになったけど、そうでなく……。男らしかった。

まさに彼は、ツンデレ王道だねーｗｗｗ

負けてない双葉も好きだー。

さて。

総括として。

ストーリーはとても面白かったです。

２章までは全員共通で、選択によって３章以降の相手が変わるけど、

双葉と一緒に試合に出るのは２組のペアのどちらかなので、

どちらかを選ぶと、ペアになってる男子同士は共通点が多いです。

それでも、それぞれの抱えている問題をうまく取り入れてあって、

其々に面白い内容だったので良かったと思います。

７章仕立てなので、１周目は、かなり長い感じがしたけれど、

２周目以降は、大体３章からになるし、ペアの場合は

４章までは既読スルーでかなり飛ばせるので楽。

攻略も複雑じゃないし、ストレスが溜まる事もなく、

ストーリーに入り込んで楽しめました。

そういうの、物足りないと言えばそうかもしれないけれど、

こういうのも、気楽に楽しめてアリかと思います。

色んなタイプのゲームがあった方がいいかな～っと。

重たいのばっかりでも疲れちゃうしね。

間に挟んでやるのに向いてるかも。

キャラクターも其々に魅力的。

魅力的なだけに、もうすこし糖度があっても……とも思うけどねー(^_^;)

鳥さんと平川さんが入ってるので、面白そうな内容と好みの絵柄って事で

購入しましたが、鳥さんの梓馬も良かったけれど、他の男子達も

非常に良く、甲乙つけがたいです。

このゲームでは、ラブランキング、つけれない～～(^_^;)

付録の二人のサブキャラも、もう少し長いのキボンヌ～～～って

思うほど良かったし。

最終章まで、殆どラブ的な要素が無いので、これでラブエンドって

どーなるの？って思いましたが、いい感じのオチでした。

まぁ、ピュアな感じですね。

そして、付録のＣＧで、最後に出るオマケＣＧを再生すると、

その後（直後な感じ）？の二人のちょいラブな様子を思わせる相手のセリフがあって

胸キュン、仄々。。。なんか、顔がニヤけちゃう……（///▽///）

ラブ中心ではなく、異能部の戦い主体で、全国制覇目的なので、

部員全員との絡みも多くて楽しい、ストーリーゲームですね。

後半は殆ど読むだけ状態で少々疲れましたが、プレイ後は爽やか～、

だったように思います。

ラブストーリ中心じゃなきゃ、って方には、オススメできないけど、

面白いストーリー大好きな方には、いいかも。。。

予想以上に早く終わってしまったけれど、この前のブラコンが

長くて疲れたので、ちょうど良かったのかも……(^_^;)