薄桜鬼 真改華ノ章 11.風間千景
cv津田健次郎
純血の女鬼である千鶴を狙う、西国の鬼の頭領、風間千景……。
最初はねぇ、、、どんだけ酷い人ぉ~~~?いや、鬼かwwって、
まぁ、傲慢で強引で、すっごい嫌いなキャラだったのですよねー。
しかも、cvの津田さんの声音が、それを煽ってる感があって。
なので、この人が攻略キャラに入っている事自体が、
最初は信じられませんでした。。。。
こんな人とぉ~~~???な~ぜぇ~~~?(T・T)って……。
でも、実際に本人ルートをやってみると、あれ?思うほど、
酷い人でも無かったのね……って感じで。。
ただ、とても分かりにくい人ですよね。
やってみて、誤解は解けたって感じになりはしたものの、
それでも、自分的には萌え♡まではいかなかったのですが、
その後、アニメになったり、色々と出たりしているうちに、
段々と、彼、いい人に変化していった感じかな~。
辛さが、薄れて来た感じとでも言いましょうか。
今回の真改でも、他ルートであっても、最初の頃ほどの
辛辣さ、理不尽さ、はあまり感じられなかったように思います。
なので、本人ルートに至っては、もう、なんか、かなり悟っちゃってるような、
達観しちゃってるような、或る種、落ち着いた大人の雰囲気を
醸し出してる感…………。
怜悧で傲慢で、いつでも上から目線なのは相変わらずではあっても、
どこか、底冷えしない、ほのかな温かさが感じられる印象。
でも、ツンデレとも違うんですよねぇ。
共に時間を過ごすに連れ、徐々に気持ちが近寄っていってるのは
感じられるものの、それが色恋へ発展していってるのかどうかは、
正直、よく分かりませんでした。
前半は、羅刹の王国を作ろうとしている綱道と薫との決着、
後半は、新選組を追っての旅路……。
後半の旅路に関しては、ちょっと退屈に感じられました。
だって、追ってはすれ違い、亡くなった隊士さんの話しを
聞いて……の繰り返しだったので。
あと、このルート、他より更に短かったと思います。
他ルートは羅刹の件で、バッドエンドが多かったのもあるのだけど、
このルートは、バッド1、悲恋1、グッド1の3つしかエンドが
無かったせいなのか、他ルートより短時間で全部終わってしまいました。
それと、物語の起伏が小さいのと、選択肢が各章2つしかないので、
殆ど読んでばかりとなる為、眠気に何度も襲われました。
その辺が、残念でしたね。
風間さん自身は、優しい面差しのシーンが多く、CGの方の彼もステキで
良かったのですが。
千鶴とちー様、二人の心の盛り上がりのようなものが殆ど無いので、
辛口ではないけど、甘口とも言い難かったと思います。
ただ、大した事が無かった分、最後に来て、いきなりの彼の行動には
胸キュンでした♡
口は悪いし、態度も悪いけど、その中に優しさが漂っていて、
だからこそ、強引な行動には逆らえなくなってしまう……。
そんな、お人ですね。