narico555のブログ

乙女ゲームの感想や声優さん、アニメなどの話題が中心です。

大正×対称アリス all in one 7.アリス

最後の謎、彼を終えずして、この物語は終わらない。

 

アリス(cv松岡禎丞).......

 

まぁ、大体の成り行きは、魔法使いまできて分かってはいますが。

 

最後、彼がどうなるのか?

 

やっぱり、救われなきゃ、だよね。

 

とは言え、6人もの個性の強い人格達が、果たして統合されるのか、

 

非常に難しい気がするし、また、それぞれに魅力的なキャラなだけに、

 

消えてしまうのも寂しいし、残念。

 

正直、複雑な気持ちでしたね。

 

それに、アリステアとアリス。。。

 

本当の姿はアリステアなんだろうけど、じゃぁ、アリスは?

 

再びの暗闇の中から始まって、ハッピーエンドを迎えたキャラ達の世界へ、

 

シンデレラ世界から順に、鏡を通してアリス探しに訪れて。

 

その過程の間、間、で、アリステアと百合花が出会った10年前から、

 

その後のアリステアの生い立ちが分かってくるのですが、

 

もうこれがね。とっても切ないの。

 

各キャラが受けて来たトラウマが、そのままアリステアが経験してきた

 

ことなのだけど、辛すぎて別の人格を生みだして、百合花と再開してからは、

 

その、自分が知らない彼らの存在が彼を苦しめる事になり……。

 

 

最初に始めた頃は、単におとぎ話しをモチーフにした、

 

男女逆転のラブストーリーだと思ってたのに、まさか、こんなに

 

壮大で入り組んで複雑で深いお話しだとは思わなかった。

 

重いです。全体的なストーリーが。

 

ただ、コメディタッチな演出のせいか、暗く陰気な気持ちにはならず、

 

号泣ではないけど、涙がホロリ……で切ない物語でした。

 

自分的には、アリステアに激しく同情しつつも、毒舌アリスの方が

 

好きかな~。なので、現実世界ではアリスではなくなるのは、ちと残念。

 

あと、魔法使いがね。彼が一番、せつなくて可哀想だったかな。

 

本当に損な役回りで、最後の最後まで同情してます。

 

一応、夢の中で、みんなハッピーエンドで生き続ける事に落ち着いたけど。

 

消えずに終わったのは、良かったのかな。

 

それぞれに、それぞれの世界の百合花とラブエンドだもんね。

 

現実の百合花が、全員が大好きになったのも、まぁ、頷けます。

 

 

このゲーム、よく練られたゲームだなぁ、、と思うばかり。

 

やりがいがありました。

 

今までやってきたゲームと、ちょっと違う、斬新な感じ。

 

面白かった。

 

あとね。アリス役の松岡くん、凄いと思う。

 

アリスとアリステアの演じ分けだけじゃなく、他の人格に入れ替わった時の、

 

各キャラの真似が、すっごく上手くって。声音とかよく似てるし、

 

感心した。それと、アリスの毒舌長台詞も面白いし、

 

叫び声や唸り声や、言葉にならない声の数々が、これまた上手で。

 

凄く、好きになったかも~~~(*^^*)

 

これからが楽しみです。。。