大正メビウスライン Vitable 4ミサキ
とても面白かった♪
最初から謎の多い人物だったけど、キャラ的にすっごく惹かれるものがあったので、
早くやりたくて、ウズウズしてました。
何て言うか、このルートがこのゲームのストーリーの大本命だろうって感じですね。
一応、ノーマルなグッドエンドのミサキルートがあって、それを終えると、
TUREENDエンドが発生。まぁ、大団円ってところだけど、
このルートもミサキルート。
ここに至って、全ての謎が解ける訳で、なるほど、よく作られてるなと
とても感心しました。
時雨、館林、千家と、ずっと暗くて、諧謔的で退廃的な雰囲気でした。
なのに、ミサキルートでは、そこまでの暗さが感じられなくて。
やっぱり、ミサキの力がスーパーだからなのか?
その辺も、妙に安心感があるんだけど、その起因のひとつは、やっぱり
ミサキと京一郎の関係性かもしれません。
お互いの過去からの因縁もあるけど、魂で深く繋がれているからかな。
勿論、愛情もあるけど、その愛情も、元々の繋がりから起因してる気がする。
それと、最初からミサキは京一郎オンリー、京一郎至上主義みたいな態度なんで、
惹かれるのもやむを得ないよね。
二人のやりとりがね。結局のところ、仄々と言うか、ね。
いい感じなの。他の人物達との時のような葛藤が、あまり無くて。
出会ったのは煎餅屋で、知らない人の筈なのに、まるで昔から京一郎を
知っているような口ぶりや態度に違和感を感じないで自然に受け入れてる。
そこからして、プレイしているこちら側からしてみれば、この人なに者?って
思うものの、特に突っ込む気持ちも起きずに、こっちも自然にストーリーに
入りこんじゃってる。
そんな訳で、このルートは本当に面白かったし、楽しかった。
勿論、戦いにおいては、気持ち悪いシーンも多々ありましたが。
ラブシーンはあっさりでしたね。一番、あっさりしてたと思う。
でも、結びつきは一番濃いかも。
全員をプレイしてみて、矢張り私は、このミサキが一番好き。
このゲームを最初に始めた時には、うわぁ~~、怖い~~って思って、
少々ハードだし長いしで、どうなることかと思ったけれど、
最後にミサキで良かった。後味良く終えれたと思います。
BLとは言っても、BLの部分は大した事はなく、全体として
しっかりした内容で、かなり手ごたえがありました。良かったです(^^)v