narico555のブログ

乙女ゲームの感想や声優さん、アニメなどの話題が中心です。

忍び、恋うつつ ー甘蜜花絵巻ー 9.我来也

f:id:narico555:20171010151420p:plain vc:下野紘

 

独自の掟に従って行動。

話す言葉は中二病……。

強がっていながら、素がしっかり出てしまっている。

 

留年しているので先輩ではあるのですが、

小さい子供のような外見と、独特な喋りで個性的過ぎて、

人を選ぶキャラのように思いますが、私は大好きなんです♡

 

年上であっても、見た目がショタっぽいのもあって、

本編を始める前は、全く気乗りのしないキャラでした。

他キャラをプレイしていても、面白いけど萌えは期待できない、、、

そう思っていたのに、本人ルートをやったら、すっかり虜に…(;^ω^)

下野さんLOVEとなった切っ掛けのキャラでもあります。

今でも、下野さんが演じたゲームキャラでは一番好きなんです。

それだけに、今回は非常に期待値が高かったのですが……('◇')ゞ

 

ここまで他の人のルートをやっていて、我来也さんが

登場する度に、キャー(≧∇≦)って興奮してました。

で、本人ルートが始まって、まずは驚き。

まぁこれは、本人ルート以外ではあり得ないとは思いますが、

呪いが解けて、本来の年齢の姿での御登場。

まぁ、これはいいんですけどね。

カッコいいし。本編でも、ステキなのにビックリしたくらいだし。

なので、ちょっと、ときめきました♡

ただ、その後のシナリオが、正直言って退屈気味に感じました。

なんか、我来也さんらしさが感じられなくって。

言葉使いとかは、確かに我来也さんなんですけど、

なんか、シックリこないっていうか。

 

最初の卒業編は特に、物語の起伏も低めに感じたし、

ずっと大きいままで、大好きな人なのに、寝落ちしそうに…(-_-;)

そもそも、他のキャラ達は、大体が、始まって間もなく

メロメロの術が発動するくらい、ラブラブと言うか

糖度が高かったのに、ここでは、メロメロが発動したのが

始まってから45分も経ってから……。

そう。全体的に糖度が低めでしたね。

奥手な二人だからってのもあるのかもしれませんが、

少々ガッカリでした。

術にかかった時の我来也さんの反応も、あまり糖度が高いとは

言いきれず……。だからと言って、半蔵のような哀切さも

あまり無く……。

我来也さんの過去の流れからすれば、もう少し哀切な

訴えがあっても良いように感じました。

言ってみれば、個性的なキャラなのに、シナリオは

個性に欠けていた……ように思います。

 

このキャラに萌えたのって、やっぱり我来也さんの

不幸な背景からくる、哀切さ……なんですよね。

本編では、すっごく切なくって、救ってあげたいって

気持ちを強く持たされて……。でもっての、あの本来の姿に

ズキュン♡♡♡

今回、他のキャラ達は、多かれ少なかれ過去を

少しは引きずってる感、もしくはぶり返す感があったのに、

何故か我来也さんは、殆どそれが無かったような気がするのです。

だから、彼が抱えていた寂寥感とかも無く、

ずっと一緒にいたいって気持ちも、強さがあまり感じられず……。

それゆえに、物足りないと感じたのかもしれません。

折角、カッコいい姿なのに、糖度もあまりないし。

 

あ~~~、もっとベタベタと甘さが欲しかったーーー😞

 

あと、後半は術で小さい姿に戻ったりしましたが、

眼帯は無く、両目アリ状態。

これは新鮮ではあったし、可愛かったんだけど…。

やっぱり、眼帯アリの子供姿こそが、我来也さんなのかなぁ?

あの姿なら、糖度が低めでも納得できたかもね…www

カッコ良くなった分、やっぱり期待しちゃうわけで。

バランスがイマイチでしたね、結局のところ。。。。

あと、祝言の時に子供姿って……。

可愛い衣装だけどさー。

ゲーム内ではフル姿見れませんで、公式サイトで見たら

ビックリ!半ズボン!!

かえでちゃんの花嫁衣装がサイドから見た絵だけなのも

残念でした。唯一の洋装。フルで見たかったです。

 

忍び、恋うつつ ー甘蜜花絵巻ー 8.宇喜多義家

f:id:narico555:20171008172551p:plain cv:梶裕貴

 

面倒くさがりで、どこでも寝てしまう、

だるだるな男。

修練院を何度も留年している為、少々年上……。

 

過去の事情から、何年も留年していて、

最早卒業する気が全くないだろうって彼と

ペアを組んでお世話していた、かえで でしたが、

色々と乗り越えて、無事に卒業した!

っと思っていたのに、卒業してなかった~~~(-_-;)

しかも、朝起きたら自分の部屋で寝ていて……。

 

いや~、またお世話係に戻るとはっ(;^_^A

 

正直なところ、疲れました……。

 

結局のところ、彼女と離れたくなくて、あえて留年した宇喜多先輩。

一緒に卒業して、一緒に勇士隊へ入りたい。

まぁだから、さすがに歩くくらいは自力でするように

なってくれてはいましたが、なんか、背後霊か?って

ツッコミを入れたくなるほど、そばから離れたがらないし、

だるだるなのは相変わらず。

確かに、前と比べると進歩してるんですけどね。

喋りも相変わらずなせいか、かったるかったし、

内容が理解しきれない面もありました。

真意がいまひとつ汲めなかったと言うか。

 

どーも、かえでと宇喜多先輩の意思疎通がイマイチな

感じだったんですよね。

メロメロ状態の時も、彼なりに甘い言葉を言ってるものの、

他のキャラ達に比べると、どうしてもテンションが上がってこない印象。

彼なりの魅力は感じるものの、どこか しっくり来ない感じで、

全体的に、自分はモヤッと感がありました。

それでも最後は良かったです。

最後は流石にキュンキュンしました。

 

あと、時々見せる、出来る男っぽい姿……。

普段とのギャップで萌えますよね。

これがあるから、宇喜多先輩は侮れないと言うか……(;^ω^)

ただどうしても、お世話係の感が否めなくって。。。

彼が彼女にべったりなのは、ただ自分がそばにいたいから、

ってだけでなく、すぐにムチャする彼女が心配で、

それを見張りたいって思いもあったんだ、、、って事も

分かったのは、良かったのですが。

 

まぁ、なんにせよ、とっても、とーーーっても

愛してるんだなって想いは伝わってきました。

周囲の友人たちが、色々言うのは納得でしたけどねーwww

 

ステキな人だと思うけれど、自分はお世話係には

なれないな~、とつくづく思うのでした……。

 

 

 

忍び、恋うつつ ー甘蜜花絵巻ー 7.服部半蔵

f:id:narico555:20171008122838p:plain cv:石川界人

 

第二十二代、服部半蔵

 

他のルートでは、常に秀虎のお守と言うか護衛として

陰で仕えて、相変わらずの冷たさの半蔵ですが。

本人ルートを終えての、ラブモードの半蔵は、

物凄く萌えでした♡

もう、しょっぱなから甘い!

冷たい半蔵が、唯一見せる優しい顔や笑顔が見れるわけで、

尚且つの甘い言葉の数々……。

メロメロ状態になった半蔵は、普段隠している

彼の孤独や悲哀や哀切が駄々洩れで、しかも、

泣きが入ってくるところが、もう、ズキュンズキュンと

打ちまくってくるんです。

パワーアップしたな~と……。

 

恩赦されて自由の身となった半蔵ですが、

矢張り、ずっと己を殺す精神を培ってきたのもあって、

彼女以外には心を開けず。

彼女だけが全て、状態。

それはそれで嬉しい反面、仲間たちとの連携も取れず

孤立していく半蔵が、かえでは心配で……。

そんな半蔵が、人間として成長していく様も描かれ、

なかなか見ごたえのある、良い内容だったと思います。

それに、やっぱり何と言っても彼女への想いの強さが

すごくって、熱かったです。

そして最後は心が温まるような、いい終わり方でした。

 

あの服部くんの、幸せそうな様子が見れて、

ほんと良かったです。(*⌒∇⌒*)

 

忍び、恋うつつ ー甘蜜花絵巻ー 6.豊臣秀虎

f:id:narico555:20171007192945p:plain cv:杉田智和

 

将軍さま。通称”馬鹿殿”

 

将軍さまらしく、色々と制限のある内容でしたね。

結婚の約束を交わしたものの、立場が違い過ぎる二人。

自由な気風の秀虎だけに、色々なしきたり等は

全く気にしない秀虎だけど、周囲はそういうわけにもいかず……。

 

でもやっぱり、ブレないですねー。

キッパリと彼女以外を妻にしないって意思表示。

立派な殿様でした。

 

本編では色々とやらかしてくれて、まぁ大変な

殿様でしたが、今回は将軍職を継いだ事もあり、

大分、殿様らしくなりました。

なので、その分、ハチャメチャ度も低くなり、

ちょっと自分的には退屈に感じる部分もありました。

だからなのかは分かりませんが、妙に長く感じましたね。

あと、かえでチャンの、なんでも一人で背負おうとする

部分が、ここでは一層顕著だったと思います。

相手が殿様だけに、迷惑かけられない、とかって思って、

あまり相談とかしないし。

他のキャラ達とは、互いに助け合い支え合う様が

良かったのですが、ここでは、薄かったなぁ~と……。

そういう点で、物足りない感じでした。

 

まぁ、自分的に、声の杉田さんには萌えない方なので、

そういうのも、あったのかもしれませんが……(;´・ω・)

 

ご褒美絵巻の方も、だから……?、、それで……?

って思う内容だったのが少々残念でしたねー(;^_^A

 

忍び、恋うつつ ー甘蜜花絵巻ー 5.霧隠忠人

f:id:narico555:20171007141828p:plain cv:江口拓也

 

霧隠蔵人の弟で、ヒロインの後輩。

素直で純粋で人が好い。

兄の蔵人が溺愛している。

 

とても一途で、相変わらずの可愛さでした。

でも、真面目だし、一生懸命だし、

頼られる男になりたいって思いで頑張っている姿が

とても良かったです。

それにしても、甘え上手ですよねー。

だからついつい、甘えさせたくなるし、

かえでも何か、姉とか母のように

心配し、世話しちゃってる……ww

とは言え、忠人本人は、甘えられたいと思っているわけで。。。

こういう背伸びな感じは、年下キャラならではでしょう。

 

だけど、そんな忠人が、甲斐甲斐しく宇喜多先輩の

世話をしてるのが、これまた何とも微笑ましくて(*^^*)

他のルートでも同様に一生懸命お世話してて、

この二人の取り合わせ、ほんと面白かったです。

 

そして、かえでと祝言を挙げて、二人で住む新居を

用意する為に一生懸命、奉公に励む忠人……。

兄の蔵人の時は、あのボロ屋に二人で住んだのだけど、

弟の方は彼女の為に新居を用意するって、

あの甘えん坊で天然な忠人の方が遥かに自立心が

旺盛だな、と見直したほどの成長ぶりでしたね。

まぁ、天然だからこそ、なんの疑念もなく

そういう行動に出れる、と言えるのかもしれません。

 

癒し系の忠人だけに、このルートは仄々と

癒された気がします。

そして、彼の頑張る姿にも胸が熱くなりました。

 

忍び、恋うつつ ー甘蜜花絵巻ー 4.霧隠蔵人

f:id:narico555:20171004215611p:plain cv:櫻井孝宏

 

成績優秀で冷静沈着。口数が少なくいつも冷静。

弟と二人で貧乏ながら助け合って暮らしている。

 

とても良かったです……(*⌒∇⌒*)

忍術は天才的だし、苦労人のせいか、

何をやらせても、そつが無いと言うか、上手だし、

落ち着いていてステキだし、男らしいし……。

櫻井さん、大好きなのですが、このキャラは

トップクラスで好きなキャラ。

ビジュアル的にも、このゲームでは一番好きだったりします。

それだけに、もう、キュンキュンでしたね。

 

メロメロの術が、この回も割と多い方でしたが、

他のキャラは発動後に冷静になった時に

恥ずかしがるのに、蔵人だけは案外冷静なんですよね。

普段とあまり大差無い内容だからかもしれませんが。

あと、ここでの蔵人ったら、とってもヤキモチ焼きでした(n*´ω`*n)

そこら辺が、面白かったです。ニヤついちゃいましたね。

その妬き方がね。

終いには、術の方にまで影響が出て、複数出せるようになった

分身たちの制御も効かなくなり…………。

何でもそつなくこなす蔵人だけに、こういう所が萌えでした。

 

そして、相変わらずボロな衣装の蔵人ですが、

婚礼衣装はとっても素敵でした♡

綺麗な彼に、すっごく良く似合ってて。。。

ウットリな内容だったと思います(*^^*)

 

 

忍び、恋うつつ ー甘蜜花絵巻ー 3.穴山大介

f:id:narico555:20171004110038p:plain cv:鈴木達央

 

一年先輩の医療系忍者。

見た目の軽さと違って、実は一途。

 

大介さんは先輩という事で、他のキャラと違い、

一足お先な感じで大介の卒業式からのスタート。

しょっぱなから、熱々でした。

そして、刺激が強いキャラだからなんでしょうね。

この回は、他と違ってメロメロの術の発動数が

すごい多かった~~~\(^o^)/

鍛錬に関しては、他と同じで2回でしたが、

何より、普段から甘い言葉で攻めてくる大介が、

メロメロになると、他と違って本音が出てくる所が

いいんですよね。

彼の切ない気持ちが吐露されて、すっごくズキュン♡でした。

本当に大切に深く愛しているんだなって、胸が熱くなりました。

 

展開も早かったです。

同級生たちとの祝言は最後の方ですが、

大介とは早々に祝言……。

でも、メロメロの術を封印できない事で、

夫婦になっても実質的には初々しい関係のままで。

何とか術を封印する手立てはないものかと

二人で協力しあう過程は良かったです。

 

自分は特に大介推し、ではないのですが、

この回は、もう、ドキドキキュンキュンの連続で、

かえでじゃないけど、胸が高鳴りっぱなし状態でしたね( ^/////^)

大介ファンには、たまらない内容だったのではないかと。

すっごく、美味しいルートでした~~♡

 

忍び、恋うつつ ー甘蜜花絵巻ー 2.由利鎌清

f:id:narico555:20171003182054p:plain cv:小野友樹

 

いつも勉強ばかりしている優等生。

学級委員長で、生徒会長でもある。

計画を立てて、その通りに実行するのが

得意だが、少々、頭が固い。

 

恋人同士になっても、奥手でむっつりスケベな

所は相変わらずな感じでしたが、少しは

成長した感じで、二人きりの時には

甘い言葉や態度に、少々驚きました。

でも、そういう場面に、何かと周囲が遭遇しては

ツッコミを入れてくるんですよね。

でもって、その時の反応がすっごく面白くって。

真っ赤になって、どもって、、、(・∀・)

そんな反応が面白いから、みんな何かと

ツッコミ入れてくるんでしょうね。

他のキャラの出番も多く、みんなが応援してくれた、

そんな感じの楽しい内容でした。

 

そして、鎌清も、普段とメロメロ時のギャップが

相変わらず面白かったですが、そのギャップも

段々と埋まっていく感じで、最後の方は

大分、慣れた感があり、奥手過ぎる二人も

良い感じに進展したな~と思います。

 

それにしても、分析、計画、実行と、

頼りになる人ですよね~。

勉強とか仕事とか、鎌清みたいな人が

そばにいたら、立てて貰った計画通りに

取り組めば良いから楽だな~って。

もう少し柔軟に、と真田先生に言われてましたが、

それを素直に受け止めれるって所も

鎌清の長所ですね。

本編では、固くて真面目一辺倒で面白みに

欠けるキャラな傾向にありましたが、

随分と成長し、魅力的になったと思います。

 

ちょっとオーソドックス感はありましたが、

仄々感の中にもキュンもあり、良かったです。

 

忍び、恋うつつ ー甘蜜花絵巻ー 1.猿飛咲助

f:id:narico555:20171003114001p:plain cv:寺島拓篤

 

歌舞伎の名家の御曹司。

真田高等修練院のクラスメイト。

共に忍者を目指している。

 

久々の忍恋……、相変わらずの面白さでした♪

懐かしの面々の其々の個性が楽しくて、

咲助ルートだってのに、好きな他のキャラが

登場する度に萌え♡……(;^_^A

 

内容は、完全に個別ルートとなっている為、

最初から相手を選べます。

卒業編、仕事編、結婚編の3つの章単位で構成。

本編の方で解決した筈のメロメロの術が

何故か発動されてしまい、それを克服する為に

再び訓練……がありますが。

本編のように度々の発動ではなく。

卒業編と仕事編で1回ずつでした。

恋人同士となった二人だけれど、相変わらず

かえでは奥手なので、咲助からの愛情表現に

ドキドキし過ぎて……って流れで発動。

既に恋人同士だからこそ、メロメロ状態になった咲助の

言動たるや、積極的で面白かったです~。

普段言えないであろう本心が全開!って感じでしたね。

こういうシチュエーションだからこそ、

ここまで甘くて過激なセリフをキャラに言わせられる、

このゲームの特徴と言うか、醍醐味ですよね(〃∇〃)

 

選択肢は、この訓練以外では全くありません。

長さ的には、2~3時間くらいでした。

終わると、オマケの絵巻が3つ開放されます。

 

自分的には、咲助のお父さんがツボでした。

結構、イケメンのステキなオジサマですよね。

咲助も将来、あんな感じになるのでしょうか。

如何せん、童顔過ぎて自分としては萌えれないキャラな

所が少々残念なんですよね……(;^ω^)

メロメロになった時に声が低くなるのが、

良かったかな~(*⌒∇⌒*)

 

まぁ、FDらしい作りかと思います。

次は鎌清かな。

 

ニル・アドミラリの天秤 クロユリ炎陽譚 7.クロユリ &総括

f:id:narico555:20170930210648p:plain

http://www.otomate.jp/nil-admirari/kuroyuri/

 

6人全員攻略後に開く、隠しルート。

最初は「???」表記となっていて、全員終了後に

名前が表記されて選択できるようになりますが、

人の名前ではなく、事件の名前、みたいな感じですね。

なので、隠しキャラを攻略といった内容ではなく、

簡単に言ってしまえば、大団円的な内容だったと思います。

 

選択後、すぐに、声だけで姿を現さない某人物ですが、

声で誰なのかは、すぐに分かります。

何となく、うさんくさい印象ではあったので、

あ~、やっぱりこの人、ただ人じゃなかったのね~と……。

そうして、これまで出てきた人物たちも巻き込んでの、

クロユリ事件が進んでいくのですが、結構、ハードだったと言うか、

辛い事件だったと思います。

前回の事件が原因とも言える犯人の背景は、

誰もがなりうる事情でもあっただけに、余計につらいんですよね。

 

でも、そんな大変な事件の進行とは別に、

みんなツグミラブって感じで、それぞれが想いを

言葉や態度で匂わせてくるのが、逆ハーレム状態のようで

気持ち良かったです。告白まではいかないので、

鈍いツグミには通じないんですが、男同士では牽制し合ったりして、

見てて凄く面白かったですね。

そして、各キャラの個性が其々にステキで、

みんな、一年前と比べて随分と仲良くなった感じで、

このメンツとのアパート暮らし、すっごく楽しそうでした。

みんなで協力しあって事件に立ち向かって行く様が良かったです。

 

ただ……ね…。

ツグミがどんどん聖女化していく様がね。

持ち上げすぎでしょ、と。

あまりに出来過ぎなのは、自分的には好きじゃないです。

 

今回、それぞれのルートで色々な事件があって、

それぞれに痛い思いをし、人もたくさん死んで、

酷い犯人に翻弄されまくりでした。

どの犯人たちも、酷い人たちだと思います。

ただ、それぞれに重い背景があり、善と悪の境界は曖昧だし、

一歩間違えば誰でもそうなりうる可能性もあるわけで、

きっぱりと片付けられない問題だって事は十分分かるけれど、

犯した罪を考えると、それ相応の制裁がなされるべきだと思うし、

精神の救済は良しとして、別の場所で新しい人生とかって、

これじゃ、被害者たちは報われないのに、って思ったんですよね。

ツグミに救済させ過ぎじゃないのかな。

隠さんの時と同じような事を、ここでも繰り返させる事に

あまり意味は感じられませんでした。

なんか、全てにおいて丸く収め過ぎな印象で。

 

と言う事で、事件の結末、決着の付け方には

少々納得のいかない面がありましたが、

各攻略さん達との恋愛は、とても楽しかったです。

どの人も、それぞれのキャラらしさの中で

糖度が高く、その点においては満足させて貰えました。

そして、そんな中でも、ダークホースとも言えたのは、

矢張り、鵜飼昌吾クンですねー♪

全員やってみて、やっぱり昌吾が一番、成長したし、

大人だったなーと思います。

前作では、正直、最低な好感度だっただけに、

一層、素晴らしく感じてしまいました。

意外だったのは、鷺澤累……。

子供っぽくなった気が…。でも、そこらへんが妙に

可愛らしくて愛しく思えたりして。

可哀想な人だったから余計?

こんな風に甘えてくれるようになったのが嬉しいですよね。

隼人は安定の一途さ、分かりやすさで王道でした。

滉も、予想通りの不愛想ぶり。そして時々見せる

表情やセリフが胸キュンで。

紫鶴さんは、ヒタキに牽制するシーンが楽しかったです。

「そうだ!そうだ!もっと言えー!」って思いましたよ。

ヒタキは正直、異常だと思います。姉への気持ちが。

それが紫鶴さんには分かったんでしょうね。さすがです。

翡翠は恋愛面では少々ふるいませんでしたが、

色々悩んで背伸びする姿は、矢張り可愛かったです。

 

そして、重要な脇キャラの方々……。

杙梛さんや猿子さん、相変わらず魅力的。

猿子さんの素顔、見たかったな~。

杙梛さんは、本人ルートは無いものの、

どのルートでも妖しい魅力満載で、付録の手記で、

彼の気持ちが垣間見れて、エロさに痺れましたね。

 

この付録は、なかなか充実していたと思います。

攻略するごとに開いていくのですが、

メインキャラだけでなく、サブキャラ達が総出演。

それぞれの内面がよく分かり、物語に深みを与えていたかと。

 

ボリューム的にも十分でした。

内容としては、短い序章の後に、各キャラのルートを

選択して進んでいくので、共通が殆どなく、

なので割と長めでしたし、とても楽しめましたね。

自分的には、前作よりも面白かったかな~と思います。

多分、みんなが成長した分、全体としてのまとまり感があり、

どのルートでも各キャラがよく立ってる感じで

協力し合う様が心地良かったように思います。

 

好きなキャラは、今回、甲乙つけがたかったです。

前作では、自分は隼人が一番だったのですが、

今回は、みんな其々に良くって……。

まっすぐ過ぎるキャラって面白みを感じない筈なのに、

隼人、やっぱり大好きなんですよね~。

なんでだろ。

ショタキャラじゃない梶くんに、とっても魅力を感じるのも

あるかと思うのですが、、、。

他のキャラ達は、前作はどこか躊躇ってしまう部分が

自分的にはあったのですが、今作では、それらが払拭されて、

それぞれに株が上がった感……。

だから甲乙つけがたくなってしまいました。

 

あと、今回、予約特典のCDが、男子たちのパジャマパーティで、

これが、すっごい面白くって、思わず何度も笑っちゃいましたし、

それ以外でもニヤニヤしながら聴いてました。

彼女との願望とか想いとか、それぞれのキャラの個性がさく裂で、

可笑しくって可笑しくって……(≧∇≦)

そして、甘くって……。サイコーでした♡♡♡

 

と言う事で、今回の評価は★★★★☆4つって事で。

やりごたえのある内容でした~(^^)v